HTML文書には普通の文章(テキスト)だけでなく、画像なども織り込むことが できる。ものはためし、さっそく自分のホームページ(index.html)に写真画像を 入れてみよう。
最初に貼り付けたい画像をファイルとして用意する必要がある。 ここでは各自の写真を自分のWebページに置いてみる。
やり方は自由だが、たとえば以下のようにして写真を用意する。
~/public_html/
内に保存する。ファイル名は c102345.jpg
で保存したものとして以後の説明を続ける。
保存できたか確認するために、~/public_html
ディレクトリ
の内容を表示させる。
ls -l ~/public_html
total 11
-rw-rw-r-- 1 ta01002 wheel 10820 May 2 10:24 c102345.jpg
多くの場合スマートフォンで撮影したものは必要以上に高画素で 巨大すぎてWebページに適さないため適性サイズに縮小する。 縦横のうち長い方のピクセルサイズが600程度に納める。
ここではGIMPを用いて確認・縮小する方法を示す。
画像ファイルの準備ができたらHTMLファイル(index.html
)を修
正しよう。Emacsで ~/public_html/index.html
を開く
(C-x C-f)。
Find file: ~/public_html/index.html
以下の記述を追加する(下線つきで示したのが追加分)。もちろん
c102345.jpg
の部分は自分の写真のファイル名を書くこと。
<html>
<head>
<title>KOEKI Taro's Home Page!!</title>
</head>
<body>
<h1>公益太郎の部屋へようこそ</h1>
<p><img src="c102345.jpg" alt="私の写真"></p>
<p>寄ってらっしゃい見てらっしゃい。</p>
</body>
</html>
追加が終わったら、ファイルを保存し(C-x C-s)、 Webブラウザで確認する。
文書中への画像の挿入には、img要素を利用する。多くのタグには、開始タグ
(<xxx>
)と終了タグ(</xxx>
)両方があ
るがimg要素には終了タグは無い。つまり
</img>
というタグは書かないことに注意する。img要素のタ
グに指定する src="名前"
のような形式を
属性指定 という。この場合img要素のsrc属性にファイ
ル名を指定している。これは表示したい画像のファイルを指定している。