科目名 (英語名) |
__科目名__
(__科目名(英語)__) |
担当教員 |
早川 隆、今野 誠 |
開講時期 |
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科目ナンバー |
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授業コード |
1633 |
単位 |
__単位__ |
授業概要 |
特別支援学校・社会福祉施設における「介護等体験」(特別支援学校2日間・社会福祉施設5日間)及び事前・事後指導で構成される。事前指導では、特別支援学校、社会福祉施設に対する理解を深めるとともに、「介護等体験」に臨む際の自己目標をたてる。事後指導では、自己の体験を振りかえった上で、グループワークを行い、特別支援教育・社会福祉施設についての理解を深める。 |
到達目標 |
(1)「個人の尊厳」及び「人権意識」を学ぶ体験をして、社会連帯の理念に対する認識を深める。(2)「特別支援学校」で学ぶ幼児児童生徒と職員の思いにふれ、教育現場について理解を深める。(3)社会福祉施設で生活する利用者と職員の思いにふれ、社会福祉についての理解を深める。 |
スキルの育成方法 |
特別支援学校・社会福祉施設における介護等体験を通して、傾聴力・柔軟性・判断力・協働力など、人と関わるために必要な力の基礎を身につける。生徒・高齢者・障がい者との関わり方を、体験を踏まえて考えることで、理論的思考力・柔軟性の基礎を身につける。事前・事後学習では、模擬体験や学生同士の学び合いを大切にして学びを深めていく。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | 介護等体験の目的と意義(早川・今野)\n「授業日誌(実習日誌形式)」の書き方 | 「介護等体験」について調べる・テキスト1「特別支援学校における介護等体験」を読む、各3h |
2 | 障害のある子どもとのかかわり方(早川、今野) | テキスト4「障害のある児童生徒との関わり方」を読んでくる、各3h |
3 | 介護等体験を行う際のマナー講習 (早川、今野) | テキスト3「介護等体験の実際」を読んでくる、各3h |
4 | 社会福祉施設と利用者への理解、指導員からの学び方(早川) | 社会福祉施設について調べる・各3h |
5 | 障害のある子ども・高齢者・障がい者への理解−車イスの操作などの体験演習−(早川) | テキストの関わり方の部分を読み、わからない部分は調べる・各3h |
6 | 利用者への理解、体験に向けての計画(早川)\n社会福祉施設の体験申込みの仕方(奥山) | 自身の体験先の社会福祉施設候補について調べる・1h\n社会福祉施設の体験申込みをする・1h\n社会福祉施設における介護等体験の自己目標をたてる・1h |
7 | 特別支援学校における介護等体験に向けての目標設定(早川)\n打ち合わせについて(早川)\nお礼状の書き方(今野) | 体験先の特別支援学校の目標を立て、特別支援学校における介護等体験の打ち合わせの発表準備をする・各3h |
8 | 特別支援学校の見学と打ち合わせ(早川・今野) | 特別支援教育における体験目標を伝える準備をする、打ち合わせ内容を確認し、体験に向け準備を行う・各4h |
9 | 特別支援学校における介護等体験 | 体験の準備、日誌の記録・振り返り、お礼状の送付・各3h |
10 | 社会福祉施設における介護等体験(1) | 体験の準備、日誌の記録・振り返り、お礼状の送付・各3h |
11 | 社会福祉施設における介護等体験(2) | 体験の準備、日誌の記録・振り返り、お礼状の送付・各3h |
12 | 特別支援学校における介護等体験の振り返り・発表(早川・今野) | 体験の発表準備・振り返り・各3h |
13 | 社会福祉施設における介護等体験の振り返り・発表(早川・今野) | 体験の発表準備・振り返り・各3h |
14 | | |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
特別支援学校および社会福祉施設における体験の計画・目標の作成(30点)、体験ノートの作成・振り返り・発表(70点)から評価を行う。体験先からの証明書の送付をもって単位認定を行う。 |
前提科目 |
特別支援教育 |
後継科目 |
教育実習 |
教科書 |
(1)全国特別支援学校長会全国特別支援教育教育推進連盟編著『介護等体験ガイドブック 新フィリア』ジアーズ教育社、2020年\n(2)増田雅暢ら『よくわかる社会福祉施設(第6版)』全国社会福祉協議会、2024年 |
参考書 |
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その他・注意事項 |
中学校の免許状を取得する者は必修の科目である。介護等体験の申込み自体は実施の前年度に行うので、掲示に注意すること。スケジュールが変則的なので、日程には留意すること。なお、遅刻・欠席は原則認められない。
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