科目名
(英語名) |
__科目名__
(__科目名(英語)__) |
| 担当教員 |
梅木 仁 |
| 開講時期 |
__開講時期__ |
| 科目ナンバー |
__科目ナンバー__ |
| 授業コード |
1619 |
| 単位 |
__単位__ |
| 授業概要 |
教育の目的である「人格の完成」の基盤となる道徳性を育てることが道徳教育の使命である。道徳科新設に至る我が国の道徳教育の歴史的な変遷を踏まえ、「中学校学習指導要領」に基づき、学校の教育活動全体を通じて行う道徳教育のあり方について考察するとともに、道徳教育の要である道徳科の指導法について理解を深める。 |
| 到達目標 |
学校教育における道徳教育の意義を明らかにするとともに、学校の教育活動全体を通じて行う道徳教育の在り方やその要としての道徳科における多様な指導法について理解を深め、授業実践できるスキルを身に付ける。 |
| スキルの育成方法 |
『中学校学習指導要領解説 道徳科編』を読み解き、目標や内容について理解を深めるとともに、先駆的実践等に学びながら、自ら指導案を作成し、模擬授業を行うことを通して育成を目指す。 |
| 授業計画 |
| 回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
|---|
| 1 | 道徳科新設に至るまでの我が国の道徳教育の歴史的変遷①\n～戦前の道徳教育から「道徳の時間」特設までの歴史的経緯～\n（授業日：5月1日） | 「道徳の時間」が特設されるまでの歴史的経緯のまとめ(1時間) |
| 2 | 道徳科新設に至るまでの我が国の道徳教育の歴史的変遷②\n～「道徳の時間」を要とした道徳教育の在り方～\n（授業日：5月8日） | 「道徳の時間」特設からの学校教育における道徳教育のあり方についての振り返り(1時間) |
| 3 | 道徳科新設に至るまでの我が国の道徳教育の歴史的変遷③\n～道徳科新設に至る経緯と改訂「学習指導要領」のポイント～\n（授業日：5月22日） | 「道徳科」新設の背景と新設の経緯についてのまとめ(1時間) |
| 4 | 「学習指導要領」の分析と理解(1)\n（授業日：5月29日） | 「道徳科」新設による改訂「要領」に示された道徳教育と道徳科の目標の理解(1時間) |
| 5 | 「学習指導要領」の分析と理解(2)\n～道徳科の内容①～\n（授業日：6月5日） | 改訂「要領解説 道徳科編」に示された「道徳科」の22の内容項目の読み解き(3時間) |
| 6 | 「学習指導要領」の分析と理解(3)\n（授業日：6月12日） | 改訂「要領解説 道徳科編」に示された「道徳科」の22の内容項目の読み解き(3時間) |
| 7 | 「学習指導要領」の分析と理解(4)\n～道徳科の指導計画の作成～\n（授業日：6月19日） | 年間指導計画実践事例を基に、作成の意義と手順についての振り返り(1時間) |
| 8 | 「学習指導要領」の分析と理解(5)\n～道徳科の内容の取扱い～\n（授業日：6月26日） | 「道徳科」指導に当たっての配慮事項についてのまとめ(1時間) |
| 9 | 道徳科学習指導案の内容と作成手順\n（授業日：7月3日） | 指定教材を基にした中心発問の設定と板書計画の作成(3時間) |
| 10 | 道徳科における学習指導の多様な展開(1)\n～「道徳の時間」における基本的な指導過程～\n（授業日：7月10日） | 「道徳の時間」が特設されてからの基本的な指導過程についての振り返り(1時間) |
| 11 | 道徳科における学習指導の多様な展開(2)\n～道徳科新設により、求められる指導法～\n（授業日：7月17日） | 「解説 道徳科編」を基に求められる指導法を理解し、道徳科学習指導案の構想を練る(2時間) |
| 12 | 道徳科における学習指導の多様な展開(3)\n～「考え、議論する道徳」に向けた学習指導案の作成～\n（授業日：7月24日） | 「考え、議論する道徳」に向けた学習指導案の作成(4時間) |
| 13 | 道徳科模擬授業の実践(1)\n（授業日：9月21日 1時限） | 自作した学習指導案を基に模擬授業の実施、自己評価と相互評価(3時間) |
| 14 | 道徳科模擬授業の実践(2)\n（授業日：9月21日 2時限） | 自作した学習指導案を基に模擬授業の実施、自己評価と相互評価(4時間) |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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| 成績評価基準 |
①講義中に提示される課題追究への姿勢及びグループワークでの協働性・リーダーシップ(1割) \n②毎回実施の自己評価(1割)\n③各授業テーマに関する課題提出、相互評価・自己評価(3割)\n④作成した道徳科学習指導案と模擬授業の評価(5割) |
| 前提科目 |
教職入門、特別支援教育 |
| 後継科目 |
教科指導法Ⅰ、教育原理、特別活動指導法、総合的な探究の時間の指導法 |
| 教科書 |
新・中学生の道徳「明日への扉」第3学年用(学研みらい)\nまた、講義のレジュメ等を配布するので、綴じておくファイルを準備しておくこと。 |
| 参考書 |
中学校『学習指導要領解説／特別の教科 道徳編』（文部科学省 平成29年度改訂） |
| その他・注意事項 |
教科書は授業開始前に必ず購入しておくこと。\nまた、各自の中学や高等学校時代の「道徳の時間」での経験について実例として紹介し合うので、当時を振り返ってまとめておくことを望む。\nなお、初回授業日は「令和6年5月1日（水）」で、それ以降学年暦で授業を実施することになっている水曜日に授業を行います。\n13コマ目・14コマ目は「令和6年9月21日（土）1時限・2時限」で実施します。\n授業日程がイレギュラーですので、間違えないように気をつけてください。
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