科目名 (英語名) |
__科目名__
(__科目名(英語)__) |
担当教員 |
石寺 一秀 |
開講時期 |
__開講時期__ |
科目ナンバー |
__科目ナンバー__ |
授業コード |
1612 |
単位 |
__単位__ |
授業概要 |
この科目では、学習指導要領に示された中学校社会科の公民分野、及び、高校公民科(倫理分野)の目標と内容を理解するとともに、教材研究や学習指導案の作成、模擬授業等を通して、授業で生かせる実践的な指導力を身に付ける。 |
到達目標 |
・学習指導要領に示された社会科・公民科(倫理分野)の目標や内容を理解する。 \n・基礎的な学習指導理論を理解し、具体的な授業場面を想定した授業設計を行う方法を身に付ける。 |
スキルの育成方法 |
基本的事項についての講義、それに加えて資料の読解、模擬授業や対話の場を設けることによって、授業の目的を達成する。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | 「社会科(公民)・公民科(公共、倫理)」の目標と内容ー「公共の扉」 | 復習まとめ課題(60分):学習指導要領に示された「社会科・公民科」の目標や評価について |
2 | 人間の心の在り方ー青年期、アイデンティティ、道徳性など | 復習まとめ課題(60分):心理的離乳と友情、アイデンティティ拡散、道徳性の発達理論について |
3 | 人間としての在り方生き方の自覚ー (1) ギリシア思想 | 復習まとめ課題(60分):古代ギリシアの民主制、善く生きる、イデア論と理想国家、正義について |
4 | 人間としての在り方生き方の自覚ー(2)キリスト教とイスラーム | 復習まとめ課題(60分):宗教とは、律法の内面化、隣人愛、贖罪、宗教改革、イスラームの人間観と義務について |
5 | 人間としての在り方生き方の自覚ー(3)仏教 | 復習まとめ課題(60分):輪廻からの解脱、仏陀の教え、大乗仏教と空、慈悲について |
6 | 人間としての在り方生き方の自覚ー(4)儒家と道家 | 復習まとめ課題(60分):仁、克己復礼、徳治主義、道家の逆説の論理、日本文化への影響について |
7 | 人間としての在り方生き方の自覚ー(5)近代科学の誕生 | 復習まとめ課題(60分):パラダイムの転換、ベーコンの帰納法、デカルトのコギト、ヒュームの懐疑論、カントの認識論について |
8 | 人間としての在り方生き方の自覚ー(6)功利主義と義務論 | 復習まとめ課題(60分):最大多数の最大幸福、功利主義の長短、道徳法則と自由、社会契約説 |
9 | 人間としての在り方生き方の自覚ー(7)無意識の発見 | 復習まとめ課題(60分):近代的人間観の批判、心の構造、精神分析、集合的無意識、類型論、コンプレックスについて |
10 | 模擬授業(1)ー 高等学校公民科「公共の扉」4つのテーマについて | |
11 | 模擬授業(2)ー 高等学校公民科「公共の扉」4つのテーマについて | |
12 | 国際社会を生きる日本人としての自覚(1) \n ー 古代日本人の心情と考え方、仏教の日本的展開 | 復習まとめ課題(60分):古代日本人の自然観と道徳観、神の観念、仏教の受容と神仏習合、道元の禅、常民の死生観について |
13 | 国際社会を生きる日本人としての自覚(2)\n ー 西洋思想の受容 | 復習まとめ課題(60分):諭吉の独立心、兆民の民権、漱石の日本の開化、純粋経験、間柄存在について |
14 | 試験 | |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
定期試験(7割程度)、授業(模擬授業等)でのプレゼン、コメントペーパー 等(3割程度) |
前提科目 |
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後継科目 |
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教科書 |
毎回、授業のレジュメ、資料を配付する。 |
参考書 |
・『中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 社会科編』(文科省) \n・『高等学校学習指導要領(平成)30年告示)解説 公民編』(文科省) \n・ 教科書『高等学校 公共』『高等学校 倫理』 |
その他・注意事項 |
<欠席ルール> 授業を4回以上欠席した場合は、試験を受けることができません。
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