AL形態 課題学習PBLグループW フィールドWプレゼンディベート 振り返り
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教職 中学高校(公民) 高校(地歴)
  
地域に関する学習 地域区分学びの基本学習地域の背景学習 地域課題の認識地域課題の解決
庄内
他地域
社会福祉 社会福祉士社福任用
  
実務家文理横断
     
科目名
(英語名)
__科目名__ (__科目名(英語)__)
担当教員 小関 久恵
開講時期 __開講時期__
科目ナンバー __科目ナンバー__
授業コード 1540
単位 __単位__
授業概要  中山間地域等の条件不利地域ほど高齢化・人口減少が顕著であり、農業生産活動のみならず、地域資源(農地・水路等)の保全や生活(買い物・子育て)など集落維持に必要な機能の弱体化が危惧されている。住民自身はもちろんのこと、様々な関係者と連携し、地域コミュニティの機能を維持・強化していくことが求められている。\n そこで本演習では、実際の地域住民自身による地域づくり活動にフィールドワークを通して参加し応援しながら、地域コミュニティの機能を維持・強化していくうえでの地域づくりの手法やプロセスへの理解を深める。その上で、サポーター(でありプレーヤー)である私たちに何ができるのかを検討する。春学期開講のPJ型演習でこの点に関して検討した継続履修者は、その内容を踏まえた実践を本演習の中で行う。\n 演習のフィールドは中山間地域(農山村)とし、農林水産省が形成を推進している「農村型地域運営組織(農村RMO)」形成の実際について学ぶ。なお、本演習は大学のほか、県や市などの行政機関、社会福祉協議会、地域包括支援センター他の主体が関わる予定。\n※参考)地域運営組織とは、地域の暮らしを守るため、地域で暮らす人々が中心となって形成され、地域内の様々な関係主体が参加する協議組織が定めた地域経営の指針に基づき、地域課題の解決に向けた取組を持続的に実践する組織。
到達目標 ①中山間地域が直面している課題、一方で地域が持つ強みを含めた地域の実情について理解し説明することができる\n②地域コミュニティの維持・強化に向けた地域づくりの手法やプロセスについて理解し説明することができる\n③①②を踏まえて、現在の自分(大学生の生活において)と将来の自分(目指す職業において)に何ができるかを考え、今後の学修や実践につなげることができる\n④春学期開講の同演習において③を検討した履修者は、その内容を踏まえた取り組みを本演習を通じて行う
スキルの育成方法 基本的には、クラスメンバーや地域の方々、各地域関係者との対話や協働作業を通してスキルを育成する。具体的には、対話の場や活動の場に参加することで「会話力」を、実際の具体事例を通して「課題発見力」と「日本の動きへの関心」を育成する。それらのプロセスの中で、「主体性」を持って考え実践できる力を養う。
授業計画
授業内容事前事後学修内容・所要時間
1オリエンテーション・顔合わせ(授業趣旨やスケジュールの確認)授業のふりかえり2h
2地域理解のためのフィールドワークフィールドワーク準備2h、レポート作成2h
3フィールドワークのふりかえりグループワークグループワークのための準備2h、ふりかえり2h
4中山間地域(農山村地域)の置かれている状況を理解する予習2h、復習2h
5農村型地域運営組織に関連する施策・制度を理解する予習2h、復習2h
6農村型地域運営組織の実際について事例を通して理解する予習2h、復習2h
7フィールドワークの準備予習2h、復習2h
8フィールドワーク①予習2h、復習2h
9フィールドワークのふりかえりグループワークグループワークのための準備2h、復習2h
10フィールドワークの準備予習2h、復習2h
11フィールドワーク②予習2h、復習2h
12フィールドワークのふりかえりグループワークグループワークの準備2h、復習2h
13全体のふりかえり・まとめ最終レポートの作成2h
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受講者の事前知識と進度により適宜変更する。

成績評価基準 演習への参加・貢献度40%、レポート課題60%
前提科目 中山間離島地域論
後継科目
教科書 ・適宜紹介します
参考書 ・適宜紹介します
その他・注意事項

※【注意】※\n・フィールドワークとグループワークが多い演習となります。特に、開講時限の金曜4限以外の日程(土曜日が多くなる予定)の活動が入ります。そちらの活動に参加できない場合は成績評価をつけられなくなりますので、十分気をつけて履修希望を出すようにしてください。\n・演習で経験したことを踏まえて各自の主体的な取り組み(実践・学修)につなげてほしいと思います。積極的に参加できる方の履修を求めます。\n・春学期開講のPJ型応用演習「住民主体の地域づくり応援プロジェクト」からの継続履修を歓迎します。

SDGs