科目名 (英語名) |
__科目名__
(__科目名(英語)__) |
担当教員 |
矢野 慶汰 |
開講時期 |
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科目ナンバー |
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授業コード |
1447 |
単位 |
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授業概要 |
「国際観光論b(インバウンド論)」\n\n 2003年、積極的訪日(インバウンド)客取込み政策「Visit Japan」が国策として実施されて以来、その数は留まるところを知らず、15年にはついにその数がアウトバウンド客を上回り、19年には開始年の6倍にあたる3000万人が来日した(※1)。\n アフターコロナの今日、訪日客の取込みが地域活性化の鍵として期待される一方、宿泊・飲食業における人手不足や、訪日客への対応方法(言語、宗教食等)や、オーバーツーリズムなどの問題も顕著となっている。\n この科目では、国際観光と地域(特に地方)活性化との関係について、主に国内の事例をもとに考えつつ、グループワークとフィールドワークで実際の旅行商品を制作してみることなどを通じて、国際観光への理解を深める。\n(※1 JNTO‘22)\n\n |
到達目標 |
現状、日本のインバウンドにおけるオーバーツーリズム現象が顕著になる中で、我が国は様々な対応に迫られていながらも、具体的な政策立案から成果に至っていない。本講では、それらの問題を自分ごと、そして地域、国の未来ととらえ、それらの課題解決に向けた提言ができる力を養うことを目標とする。\n\nまた、訪日客目線での我が国の交通、宿泊、祭りなどの伝統的なイベント、食文化、さらにはウェルビーイング的な観点を学習することで、持続可能な国家を目指す上での不可欠な知識、批判的思考法を養うことを目標とする。 |
スキルの育成方法 |
① レクチャー(講義) ② ディスカッション(議論・意見交換) ③ 資料収集(興味分野の追究・深化) |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | 1.インバウンドってどんな世界? ~What is "Inbound Tourism" ? An Overview of Current Inbound Tourism in Japan. ~\n 訪日外国人観光の現状 / インバウンドの歴史 / 世界の観光マーケットとの比較\n/ 訪日客の傾向(出発国、目的、訪問地、滞在日数、消費額等)\n ー クオーター・プロジェクトの課題発表 - - Briefing for the quarter project.\n | 1回目は事前学修はなし。1回目の講義後、復習(1時間)、と2回目講義への資料予習(1時間) |
2 | 2.交通とインバウンド / 宿泊とインバウンド \n ~Exploring the Impact of Transportation and Accommodation on Inbound Tourism ~\n | 復習(1時間)、と3回目講義への資料予習(1時間) |
3 | 3.食とインバウンド / クルーズ船寄港地とインバウンド\n ~ Japanese Gastronomy Tourism - An Unique Food Experience in Japan ~\n ~ An Analysis of Cruise Ships and Inbound Tourism in Japan ~ | 復習(1時間)、と4回目講義への資料予習(1時間) |
4 | 4, まつりとインバウンド / ウェルネス・リゾートとしてのインバウンド \n ~ Inbound tourism of Traditional Festival / Well-being and Inbound Tourism ~ | 講義後、復習(1時間)、と5回目講義への資料予習(1時間) |
5 | 5 おさらい インバウンド観光における課題と未来 \n ~Wrap up of the course. Could we have a hope for the future inbound tourism in Japan? ~ | 講義後、復習(1時間)、6回目の発表会へ向けた準備(3時間~) |
6 | 6 研究発表会 講評 \n ~Reserch Presentiaion and its commentary~ | 講義後、復習(1時間)、試験に向けた準備(3時間~) |
7 | 7 期末試験 \n ~Final Exam~ | 試験後、試験のふりかえり(1時間)、全講義の振り返り(2時間) |
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受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
研究発表 50%\n期末試験 40%\nブックレポート 10% |
前提科目 |
原則、国際観光論aを履修することを前提とする。 |
後継科目 |
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教科書 |
中学以降で使用した世界地図の教科書があれば持参すること。なければ購入、もしくはオンラインでマイ・マップをブックマークすること(主要都市が書かれている程度のものでよい)。 |
参考書 |
必要に応じて適宜、アナウンスする。 |
その他・注意事項 |
1.授業における英語の一部使用\n 日本語として使用される観光用語の多くは外国語由来のものがあり、単語として、または文脈として使用することがある(その際は日本語の解説を講師が入れる)。\n2.メンチメーターアプリの使用\n 受講生の意見や感想を集約し、スクリーンに反映させるアプリを授業で使用することがある。受講生はQRバーコード読み込み機能のある携帯端末があれば参加できるが、ない場合、読み込み機能付帯の携帯を購入する必要はない。\n3,注意事項として①\n 講義中に講師が使用する写真の多くは企業(旅行会社等)、団体(各国政府観光局等)に帰属しているので、撮影及び二次使用は禁止とする(As of Feb, 2025)。\n 注意事項として②\n 試験における不正および、レポートやプロジェクトにおける剽窃、ならびに著作権を侵害する行為が発覚した場合、該当する生徒のそれまでのクレジットを0(0点)とし、今後の授業、関連授業への参加を認めないこととする。あわせて厳正な処分を大学側に求める対応をする。
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