科目名 (英語名) |
__科目名__
(__科目名(英語)__) |
担当教員 |
矢野 英裕 |
開講時期 |
__開講時期__ |
科目ナンバー |
__科目ナンバー__ |
授業コード |
1434 |
単位 |
__単位__ |
授業概要 |
まちづくりについての提言・プレゼンテーションをまとめる際に有効な手段である、3次元CADの基本動作を習得するための、講義と演習から構成される。ワープロや表計算ソフトが、レポート作成や将来の職業に大いに役立つのと同様に、3次元CADを習得すれば、より高いプレゼンテーション能力を獲得できる。事前の知識は必要なく、まちづくりの分野に限らず、さまざまな分野に応用できる、一度身につければ有用で楽しいスキルである。 |
到達目標 |
前半で、3次元CADの基本操作を習得し、後半ではそれを応用しながら、具体的な建築物などを立体的にコンピューター上で構築できるようにする。最終的には、自分の観察してきた建物、自分の構想したオブジェクト(物体)、店舗の内装などを3次元で表現できるようにすることが目標である。 |
スキルの育成方法 |
実際にコンピューター上で行う操作をスクリーンに投影して、解説を交えながら指導する。前半は、一動作ずつ、追いかけて操作する形をとるが、後半では、自分の描きたいものを、自分の力で作図できるように訓練する。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | 3次元CADとはなにか?3次元CADアプリケーションのセットアップ | |
2 | 3次元CADの基本動作(1)直線を引く、円を描く、線を消す | 事後学習 自主演習60分(できれば毎日使って慣れる方がよい) |
3 | 3次元CADの基本動作(2)面をつくる、厚みをつくる、視点を変える | |
4 | 3次元CADの基本動作(3)長さを測る、目印をつける、仕上げを塗る | 前回の復習・課題の作成(1日20分×6日=2時間) |
5 | 3次元CADの基本動作(4)形をグループ化する、レイヤ分けをする | |
6 | 3次元CADの基本動作(5)文字の記入、カメラの設定、シーンの設定 | 前回の復習・課題の作成(1日20分×6日=2時間) |
7 | 3次元CADの基本動作(6)印刷、アニメーション | |
8 | 応用 3次元で家をつくろう(1)1階平面のインポート、壁の立ち上げ | 前回の復習・課題の作成(1日20分×6日=2時間) |
9 | 応用 3次元で家をつくろう(2)階段、建具、家具の作図 | |
10 | 応用 3次元で家をつくろう(3)2階平面のインポート、壁の立ち上げ | 前回の復習・課題の作成(1日20分×6日=2時間) |
11 | 応用 3次元で家をつくろう(4)屋根、外構空間の作図 | |
12 | 応用 図面を読み取って3次元で入力してみよう(1) 導入 | 前回の復習・課題の作成(1日20分×6日=2時間) |
13 | 応用 図面を読み取って3次元で入力してみよう(2) 仕上げ | |
14 | 考査(達成度を測るための演習) | |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
毎回の各自の理解、進捗状況。(30%)最終考査課題の仕上がり具合による評価。(70%)\n演習でありかつ段階的に習得していく授業なので、一度でも欠席するとついていくのが難しくなります。毎回の出席が原則であり、やむを得ず欠席した場合は、原則として使用テキストを購入して自習をする必要があります。 |
前提科目 |
なし |
後継科目 |
なし |
教科書 |
やさしく学ぶSketchUp[SketchUp Make/Pro 2017対応] (エクスナレッジ刊) |
参考書 |
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その他・注意事項 |
Windows OSのノートパソコンを授業に持参し、またそれを使って自宅学習できることが望ましい。(用意できない者には大学から貸与するが個数には限度がある。SketchUpはMAC OSにも対応しているので、授業にはMACでも参加可能であるが、若干操作法が異なるのでWindowsを推奨する。)マウスがないと操作ができないので、もっていない人は安価なものでもよいので購入すること(Windowsの場合、右、左クリックのできるもの)前回授業で行った内容を復習しながら、毎日、遊び感覚でもよいので、操作をし続けることが、上達の近道である。これを行った者と行わない者では、2か月の間に大きな差が生じる。この授業及びその復習では、あまり考え込まずに手を動かし、頭だけではなく体で覚えることを重視してほしい。
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