科目名 (英語名) |
__科目名__
(__科目名(英語)__) |
| 担当教員 |
温井 亨 |
| 開講時期 |
__開講時期__ |
| 科目ナンバー |
__科目ナンバー__ |
| 授業コード |
1428 |
| 単位 |
__単位__ |
| 授業概要 |
我々は空間のなかで生きています。また居場所という言葉があるように、場所は人間にとって必須のものです。人間は自然に働きかけ、暮らしやすいように改変してきました。その代表が建築であり都市ですが、我々はそこで自ら空間を創造し、新たな場所を見出してきました。この講義ではそれを「コスモロジーと場所」「シンメトリーとピクチャレスク」「眺望とシークエンス」の3つのテーマを通して考えます。観光まちづくりを学ぶうえでの基礎的素養を身につけます。 |
| 到達目標 |
場所、空間、建築、風景(景観)について、1つ以上の見方を身につけ、関連する場面で自分の考えを表明できること。 |
| スキルの育成方法 |
反転学習、講義、ディスカッションの繰り返しを通して学び、自ら考え、身につけて行きます。また学校で授業を受けるだけでなく、本を読むことで初めて理解に到達することを学びます。 |
| 授業計画 |
| 回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
| 1 | コスモロジーと場所:講義 | 反転学習レポート「コスモロジーと場所」(事前学習2時間)、読書課題(事後学習2時間) |
| 2 | 反転学習レポート「コスモロジーと場所」の発表会とディスカッション | 反転学習レポート「コスモロジーと場所 その2」(事前学習2時間)、読書課題(事後学習2時間) |
| 3 | シンメトリ—とピクチャレスク:講義 | 反転学習レポート「シンメトリ—とピクチャレスク」(事前学習2時間)、読書課題(事後学習2時間) |
| 4 | 反転学習レポート「シンメトリ—とピクチャレスク」発表会とディスカッション | 読書課題(事後学習2時間) |
| 5 | 眺望とシークエンス:講義 | 反転学習レポート「眺望とシークエンス」(事前学習2時間)、読書課題(事後学習2時間) |
| 6 | 反転学習レポート「眺望とシークエンス」発表会とディスカッション | 読書課題執筆(事前学習6時間) |
| 7 | まとめ(試験と授業)。振り返り。 | 試験準備(事前学習6時間) |
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受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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| 成績評価基準 |
反転学習レポートの合計を1、読書課題レポートを1、試験を2の割合で合算。授業の欠席は減点します。 |
| 前提科目 |
観光まちづくり概論 |
| 後継科目 |
風景のデザインb |
| 教科書 |
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| 参考書 |
芦原義信『街並の美学』『続街並の美学』岩波書店。樋口忠彦『景観の構造』技報堂、同『日本の景観』春秋社。前田愛『都市空間のなかの文学』筑摩書房。長谷川堯『都市回廊』相模書房(中公文庫)。今和次郎『日本の民家』岩波書店、レルフ『場所の現象学』筑摩書房、香月洋一郎『空からのフォークロア』筑摩書房、宮本常一『空からの民俗学』岩波書店、香月洋一郎『景観写真論ノート: 宮本常一のアルバムから』筑摩書房、ジブリ映画『おもひでぽろぽろ』。その他、授業中にリスト配布。 |
| その他・注意事項 |
本講義は学問的視点(建築学、造園学、都市計画)と、実務経験(建築設計事務所と都市計画事務所での、その後大学に移ってからの設計や計画の実務、まちづくり、町並み保存活動の実践)からの視点の双方から行います。
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