AL形態 課題学習PBLグループW フィールドWプレゼンディベート 振り返り
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教職 中学高校(公民) 高校(地歴)
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地域に関する学習 地域区分学びの基本学習地域の背景学習 地域課題の認識地域課題の解決
庄内
他地域
社会福祉 社会福祉士社福任用
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実務家文理横断
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科目名
(英語名)
__科目名__ (__科目名(英語)__)
担当教員 福田 耕治
開講時期 __開講時期__
科目ナンバー __科目ナンバー__
授業コード 1412
単位 __単位__
授業概要 世界には解決を必要とする多くの問題が山積している。たとえば、地球環境、開発援助、安全保障、感染症予防、人権保障など地球規模の諸問題は、われわれの日常生活とも密接にかかわる とても身近な問題でもある。国際行政学は、グローカルな視点からこれら社会課題の解決に取り組み、長期的・予見的に国際制度・国内制度の設計や国際公共政策・国内公共政策の策定、これら両レベ ルの連携・協力による公益実現のガバナンスを探求する新しい学問領域である。
到達目標 地球規模・社会課題に果敢に取り組む対応能力のある人材を育成する。グローバル・ビジネスにかかわる人材、起業家の育成、国際公務員、国家公務員、地方公務員、国際NGO/NPO職員 等の志望者にも役立つマインドセットと具体的スキルを身につける。
スキルの育成方法 グローバルかつローカルな課題に関心がある学生、実務でSDGsにかかわるビジネスマンや公務員、市民など、公益とかかわる全ての人々にとって身近な重要問題を取りあげ、図表や統計、文献等のリテラシー(読み書き能力)をも育みながら、実社会で役立つ企画・立案・マネジメントの基礎を各回のスタディ・スキルに関するワークや課題を通じて体得する。
授業計画
授業内容事前事後学修内容・所要時間
1国際行政学とは何か—グローバリゼーションの功罪\nオリエンテーション(本講義の目的と概要) / 本講義の目的と概要  スタディ・スキルズ(アカデミック・リテラシー)、生成AIについて事前に、指定の教科書を用いて、毎週の講義内容に該当するテキストの該当章を読了 し、参考文献等も調べて1時間程度の予習をすること。講義受講後に、講義を踏まえてリフレクションペーパーで疑問点や感想を述べ、さらに1時間程度かけて、参考文献や資料等を調べ、論点を整理するとともに、自らの結論と意見を含む課題レポートを提出すること。
2国際行政の基礎:国際行政学の対象と方法ースタディ・スキルズ1(文献・資料収集の方法、文献の読み方)事前に、指定の教科書を用いて、今週の講義内容に該当するテキストの第1章を読了 し、参考文献等も調べて1時間程度の予習をすること。講義受講後に、講義を踏まえて、さらに1時間程度かけて、スタディ・スキルズ1で学んだ文献・資料収集の方法、文献の読み方、参考文献。資料等を調べ、論点を整理するとともに、自らの結論と意見を含む課題レポートを提出すること。
3国際行政の形成・発展—歴史と理論 およびスタディ・スキルズ2(論文の型・論文の構成)事前に、指定の教科書を用いて、今週の講義内容に該当するテキストの第2章を読了 し、参考文献等も調べて1時間程度の予習をすること。講義受講後に、講義を踏まえて、さらに1時間程度かけて、スタディ・スキルズ2で学んだ論文の型や構成に注意を払いながら、参考文献。資料等を調べ、論点を整理するとともに、自らの結論と意見を含む課題レポートを提出すること。
4国際行政機構:国連システムの制度と組織 およびスタディ・スキルズ3(小論文の執筆方法)事前に、指定の教科書を用いて、今週の講義内容に該当するテキストの第3章を読了 し、参考文献等も調べて1時間程度の予習をすること。講義受講後に、講義を踏まえて、さらに1時間程度かけて、スタディ・スキルズ3で学んだ小論文の執筆方法に注意を払いながら、参考文献。資料等を調べ、論点を整理するとともに、自らの結論と意見を含む課題小論文を提出すること。なお、小論文の執筆においては、ChatGPT等の生成AIを使用してはならない。
5EUシステムの制度と組織ー欧州ガバナンス:超国家的国際行政機構(EU)と加盟国行政の制 度的関係 およびスタディ・スキルズ4(EUの公式資料の種類と概要、資料収集の方法、EU関連文献の調べ方(日本語及び英語文献)、引用の方法)事前に、指定の教科書を用いて、今週の講義内容に該当するテキストの第4章を読了 し、参考文献等も調べて1時間程度の予習をすること。講義受講後に、講義を踏まえて、さらに1時間程度かけて、スタディ・スキルズ4で学んだEU公式資料、参考文献。資料等を調べ、英文公式資料の論点を整理するとともに、自らの結論と意見を含むEUに関する課題を提出すること。
6国際行政資源ー国連の権限、財政、物資・サービス  およびスタディ・スキルズ5(プレゼンの意義と 方法)事前に、指定の教科書を用いて、今週の講義内容に該当するテキストの第5章を読了 し、参考文献等も調べて1時間程度の予習をすること。講義受講後に、さらに1時間程度かけて、スタディ・スキルズ5で学んだ国連公式資料、参考文献。資料等を調べ、SDGsに関する英文公式資料の論点を整理するとともに、自らの結論と意見を含むSDGsに関するプレゼン用のPPT(6~12スライド以内)を作成し、課題を提出すること。
7国際行政資源ーEUの権限、財政、物資・サービス  およびスタディ・スキルズ6(ディべートの意義と方法)事前に、指定の教科書を用いて、今週の講義内容に該当するテキストの第6章を読了 し、参考文献等も調べて1時間程度の予習をすること。講義受講後に、さらに1時間程度かけて、スタディ・スキルズ6で学んだデイべートの意義と方法を踏まえ、SDGsに関するEU英文公式資料の論点を整理し、自らの結論と意見を含むSDGsに関するディべート用のPPT(6~12スライド以内)を作成し、課題のPPTファイルを提出すること。
8国際機構の人的資源−国際公務員制度と人事行政ーおよびスタディ・スキルズ7(社会調査の方法)事前に、指定の教科書を用いて、今週の講義内容に該当するテキストの第5章と第6章の国際行政の人的資源について読了 し、参考文献等も調べて1時間程度の予習をすること。講義受講後に、さらに1時間程度かけて、スタディ・スキルズ7で学んだ社会調査の方法と論点を整理し、自らの結論と意見を含む社会調査に関する課題レポート(800字以内)を提出すること。
9SDGs(持続可能な開発目標)とグローバル・ガバナンスー対途上国問題・国際開発政策のグローバ ル・ガバナンスーおよびスタディ・スキルズ8((開発行政マネジメントと分析手法)事前に、指定の教科書を用いて、今週の講義内容に該当するテキストの第7章の国際行政の人的資源について読了 し、参考文献等も調べて1時間程度の予習をすること。履修者のなかから開発援助問題に関心のある人の数名に10分程度のプレゼンをしていただくので、該当者は事前に‘PPTスライドを作成し、プレゼンの準備をしておくように。さらに1時間程度かけて、スタディ・スキルズ8で学んだマネジメントの方法と論点を整理し、自らの結論と意見を含む課題レポート(800字以内)を提出すること。
10SDGsと地球環境エネルギー政策と国際行政 ー国際機構・政府・企業・NGOの諸関係ーおよびスタディ・スキルズ9(環境問題プレゼンの実践)事前に、指定の教科書を用いて、今週の講義内容に該当するテキストの第8章の環境エネルギー問題について読了 し、参考文献等も調べて1時間程度の予習をすること。また授業時に、履修者のなかから環境エネルギー問題に関心のある人の数名に10分程度のプレゼンをしていただくので、該当者は事前に‘PPTスライドを作成し、プレゼンの準備をしておくように。講義受講後に、さらに1時間程度かけて、スタディ・スキルズ9で学んだ環境エネルギー問題の論点を整理し、自らの結論と意見を含む課題レポート(800字以内)を提出すること。
11SDGsと移民・難民・国際政策人権・人道政策のグローバル・ガバナンスと国際行政ーおよびスタディ・スキル ズ10(移民・難民問題のプレゼン)事前に、指定の教科書を用いて、今週の講義内容に該当するテキストの第8章の環境エネルギー問題について読了 し、参考文献等も調べて1時間程度の予習をすること。また授業時に、履修者のなかから移民・難民問題に関心のある人の数名に10分程度のプレゼンをしていただくので、該当者は事前に‘PPTスライドを作成し、プレゼンの準備をしておくように。講義受講後に、さらに1時間程度かけて、スタディ・スキルズ10で学んだ移民・難民問題の論点を整理し、自らの結論と意見を含む課題レポート(600~800字以内)を提出すること。
12SDGsと国際安全保障政策のグローバル・ガバナンスと国際行政ースタディ・スキルズ19(安全保障問題のプレゼン)事前に、指定の教科書を用いて、今週の講義内容に該当するテキストの第10章の安全保障問題について読了 し、参考文献等も調べて1時間程度の予習をすること。また授業時に、履修者のなかから安全保障問題に関心のある人の数名に10分程度のプレゼンをしていただくので、該当者は事前に‘PPTスライドを作成し、プレゼンの準備をしておくように。講義受講後に、さらに1時間程度かけて、スタディ・スキルズ10で学んだ安全保障問題の論点を整理し、自らの結論と意見を含む課題レポート(800字以内)を提出すること。
13SDGsと越境感染症政策のグローバル・ガバナンスと国際行政ーおよびスタディ・スキルズ11(問題のプ国際保健・医療・公衆衛生問題の レゼン)事前に、指定の教科書を用いて、今週の講義内容に該当するテキストの第13章の国境を越える感染症問題について読了 し、参考文献等も調べて1時間程度の予習をすること。また授業時に、履修者のなかから感染症問題に関心のある人の数名に5~10分程度のプレゼンをしていただくので、該当者は事前に‘PPTスライドを作成し、プレゼンの準備をしておくように。講義受講後に、さらに1時間程度かけて、スタディ・スキルズ11で学んだ感染症問題の論点を整理し、自らの結論と意見を含む課題レポート(800字以内)を提出すること。
14SDGsと防災・人道・危機管理政策のグローバル・ガバナンスと国際行政ーおよびスタディ・スキルズ12(防災 問題のデイベート)事前に、指定の教科書を用いて、今週の講義内容に該当するテキストの第9章の防災・人道・危機管理問題について読了 し、参考文献等も調べて1時間程度の予習をすること。また授業時に、履修者のなかから防災問題に関心のある人の数名に10分程度のプレゼンをしていただくので、該当者は事前に‘PPTスライドを作成し、ディベートの準備をしておくように。講義受講後に、さらに1時間程度かけて、スタディ・スキルズ12で学んだ防災問題の論点を整理し、自らの結論と意見を含む課題レポート(800字以内)を提出すること。

受講者の事前知識と進度により適宜変更する。

成績評価基準 試験:70%(定期試験を受験するには原則として3分の2以上出席することが必要)。授業内でのプレゼンおよび課題の提出により、30%(講義後、1週間以内に基礎知識に関する課題レポートを提出すること)。
前提科目
後継科目
教科書 福田耕治・坂根徹(2020) 『国際行政の新展開—国連・EUとSDGsのグローバル・ガバナンス』 法律文化社
参考書 福田耕治(2012)『国際行政学—国際公益と国際公共政策・新版』 有斐閣\n福田耕治編著(2023)『EU・欧州統合の新展開とSDGs』成文堂
その他・注意事項

本講義は、オンラインにより実施する。講義時に順次紹介する国連、EU(欧州連合)、OECDなど、関連する国際機関等のホームページを参照すること。\n関連 URL:http://europa.eu.int/\n     http://www.oecd.org/\n     http://www.unic.or.jp/

SDGs