AL形態 課題学習PBLグループW フィールドWプレゼンディベート 振り返り
  
教職 中学高校(公民) 高校(地歴)
  
地域に関する学習 地域区分学びの基本学習地域の背景学習 地域課題の認識地域課題の解決
庄内
他地域
社会福祉 社会福祉士社福任用
 〇 
実務家文理横断
 〇    
科目名
(英語名)
__科目名__ (__科目名(英語)__)
担当教員 鈴木 淳一
開講時期 __開講時期__
科目ナンバー __科目ナンバー__
授業コード 1375
単位 __単位__
授業概要 ソーシャルワークの展開とその過程、各過程で用いられる技術について学ぶ。学ぶプロセスでは、それらの過程と技法を多様な対象者、対象領域に当てはめて考え、理解を深める。
到達目標 ソーシャルワークの展開過程と用いられる技術の全体像を理解し、言語化できる。それを多様な対象者、対象領域に適用して理解する。
スキルの育成方法 ソーシャルワークの展開過程を、全体像から各過程へと焦点化して理論的に学ぶ。ソーシャルワークの目的との対比で、各過程に求められる機能や役割とそれを支える技術を関連づける。事例検討を適宜交えながら、講義と参加型の両面で学習を進める。
授業計画
授業内容事前事後学修内容・所要時間
1オリエンテーション、ソーシャルワークの展開過程の概要事前:ソーシャルワークの目的について調べる(60分) 事後:ソーシャルワークの展開過程の全体像と各過程の概要を確認する(60分)
2ケースの発見(面談、アウトリーチの技術)事前:福祉に関する相談が必要なケースを調べる(60分) 事後:事例を復習し、実社会でケースがいかに発見されるかまとめる(60分)
3エンゲージメント(インテーク、契約、リファー等の技術)事前:援助開始時点で必要な情報を想定する(60分) 事後:クライエント理解の要点をまとめる(60分)
4アセスメント①(アセスメントを支える理論と方法)事前:自身が置かれる環境と、そこから受けている影響をまとめる(60分) 事後:環境にある人を理解する要点をまとめる(60分)
5アセスメント②(事例に基づくアセスメント)事前:前回のアセスメントの技術を再確認する(60分) 事後:講義で説明したアセスメントの留意点をまとめる(60分)
6プランニング①(プランニングの技術、プランの類型)事前:福祉における「計画」の類型と役割を調べる(60分) 事後:事例で確認したプランを実行するための方策を考える(60分)
7プランニング②(事例に基づくプランニング)、支援の実施(介入の技術)事前:前回想定したプランの内容とその背景を確認する(60分) 事後:事例の支援実践後の想定を行う(60分)
8モニタリング、効果測定、再アセスメント、終結(モニタリング、評価、終結の技術)事前:何らかの実践を評価する意義と効果を調べる(60分) 事後:ソーシャルワークの評価方法についてまとめる(60分)
9面接技術(面接の視点と技術)事前:面接の類型や目的を調べる(60分) 事後:これまで学んだ過程のどこに面接技術が活用できるかまとめる(60分)
10記録(記録の技術、様々なツール、ICT)事前:これまでの講義で触れた事例を端的に記録してみる(60分) 事後:記録の手法と留意点を類型ごとに整理する(60分)
11援助関係とソーシャルワーク展開過程(相互の関係性、理論と技術)事前:これまで触れた事例におけるクライエントとワーカーの関係の変遷をまとめる(60分) 事後:事例の展開過程で、講義で触れた以外の技術が適用できる余地を考え、整理する(60分)
12予防・社会資源開発①(予防、資源開発、ネットワーク開発の技術と実際)事前:福祉における予防・社会資源開発概念の適用領域を調べる(60分) 事後:講義で説明したような予防・社会資源開発の事例とその目的・背景を文献で調べる(60分)
13予防・社会資源開発②(予防、資源開発、ネットワーク開発の技術と実際)、科目の振り返り(展開過程と技術の全体像に関する再整理)事前:前回講義で学んだ事例から実際に展開するために必要な要素を考える(60分) 事後:講義で振り返った内容をノートにまとめる(60分)
14期末試験(講義で学んだ知識に関する、穴埋め・選択式・論述問題)

受講者の事前知識と進度により適宜変更する。

成績評価基準 毎回の講義後に講義で学んだこと、講義内容への学生の考えや疑問などを記入するコメントペーパーの提出を求める。コメントペーパーの内容は、講義内で適宜、フィードバックする。\n成績は、コメントペーパーの提出状況と内容(30%)、期末試験(70%)により評価する。
前提科目 相談援助の理論と方法a
後継科目 相談援助の理論と方法c
教科書 日本ソーシャルワーク教育学校連盟(編)(2021) 『社会福祉士養成講座精神保健福祉士養成講座12 ソーシャルワークの理論と方法[共通科目]』 中央法規(ISBN 978-4-8058-8242-9)を随時、使用する。
参考書 適宜資料を配布、紹介する。
その他・注意事項

ソーシャルワーク実践の基盤を構成する実践過程と、過程を支える技術を主に学ぶ科目となる。講義と事例を交えながら、履修者のコメントも適宜紹介して解説・補足しながら、双方向的な学習を進める。正当な理由による遅刻、欠席の場合は、欠席届等で申し出ること。

SDGs