AL形態 課題学習PBLグループW フィールドWプレゼンディベート 振り返り
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教職 中学高校(公民) 高校(地歴)
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地域に関する学習 地域区分学びの基本学習地域の背景学習 地域課題の認識地域課題の解決
庄内
他地域
社会福祉 社会福祉士社福任用
  
実務家文理横断
     
科目名
(英語名)
__科目名__ (__科目名(英語)__)
担当教員 阿部 公一
開講時期 __開講時期__
科目ナンバー __科目ナンバー__
授業コード 1352
単位 __単位__
授業概要 本科目では、「自分事化の充足」や「制度を支える自負」の観点を重視して、公的年金制度を尊重することができる態度や、公共への主体的な関わりや繋がりを育むことにより、卒業後の社会参画において、公的年金を支えていく共感を高める。特に政府による公共政策であることを理解し、そのうえに公的年金の理念や役割、その仕組みや制度を学んでいく。また、論理的思考力を高めるために、ディベート手法も取り入れる。
到達目標 ①公的年金の必要性を認識できるようにする。\n②共に生きる社会において、公的年金を支えていく個人の役割を理解する。\n③国民年金への加入を自分事化して捉えられるようにする。
スキルの育成方法 毎回の授業内容を600字程度にまとめる事後学修を繰り返すことにより、副次的ではあるが「論理的思考力」のスキルも高めていく。「論理的思考力」のスキルを高めることにより、授業内容への理解度が深まり、専門性を深めていくことに繋がる。
授業計画
授業内容事前事後学修内容・所要時間
1公的年金に関するアンケート実施/00スタディ・ガイダンス/01 授業の事前&事後学修のための教材紹介2025年度版/02「年金ディベート道場!」からの果たし状ディベート教材をダウンロードし、ルールを確認すると共に果たし状への準備(4時間)
203 国民年金加入に関する公益大生の行動調査より~国民年金に対する若者の関心はどうして低いの?~ 育成すべき年金教育の観点の発見授業内容を600字程度にまとめる(2時間)/「年金ポータル」を利用した学修(1時間)
304 どうして年金を公的に関与する必要があるの?~私的と公的の違いを手掛かりに公共の役割を考えることから始めよう!~授業内容を600字程度にまとめる(2時間)/「年金ポータル」を利用した学修(1時間)
405 少子高齢社会に付随する公的年金の課題~「年金はもらえなくなる」とかの誤解を解こう!~授業内容を600字程度にまとめる(2時間)/「年金ポータル」を利用した学修(1時間)
506 公的年金の創設と展開~公的年金って創設当初から全国民を強制加入としていたの?~授業内容を600字程度にまとめる(2時間)/「年金ポータル」を利用した学修(1時間)
607 公的年金の現行体系と保険料負担のルール~専業主婦(夫)って保険料を負担しなくてもいいの? どうしてなの?~授業内容を600字程度にまとめる(2時間)/「年金ポータル」を利用した学修(1時間)
708 国民年金制度の概要~大学生諸君へ「ガクトク」だけ知ってれば良いってもんじゃないよ!~授業内容を600字程度にまとめる(2時間)/「年金ディベート」への準備(1時間)
809 私は第?号「被保険者種別」当てクイズ~どうして被保険者種別なんかを認識しておく必要があるの?~授業内容を600字程度にまとめる(2時間)/「年金ディベート」への準備(1時間)
910 20歳到達者の資格取得手続き変更~どのような背景から資格取得手続きを変更したのだろうか!~授業内容を600字程度にまとめる(2時間)/「年金ディベート」への準備(1時間)
1011 就活前に学ぶべき厚生年金保険制度の概要~企業等に就職する際には、厚生年金保険の適用事業所かどうかを確認しよう~授業内容を600字程度にまとめる(2時間)/「年金ディベート」への準備(1時間)/定期試験の準備(2時間)
1112 共同連帯の理念に基づく公的年金の特徴~どうして、公的年金を通じて所得再分配を行う必要があるの?~授業内容を600字程度にまとめる(2時間)/「年金ディベート」への準備(1時間)/定期試験の準備(2時間)
1213「年金ディベート道場!」からの果たし状(02)に答えよう~「国民年金の保険料なんて払ったら損だ!」に反論しよう!~/日本年金機構鶴岡年金事務所による「年金セミナー」を予定(交渉中)授業内容を600字程度にまとめる(2時間)/定期試験の準備(2時間)
1314 統計的把握による第1号被保険者に対する政策的課題~「公損私得」の意識に誘引される国民年金過小評価と滞納行動~授業内容を600字程度にまとめる(2時間)/定期試験の準備(2時間)
14定期試験再度、定期試験問題を復習する(2時間)

受講者の事前知識と進度により適宜変更する。

成績評価基準 定期試験(100点)の得点により評価する。なお、「年金ディベート道場!」からの果たし状に関する課題を提出した場合、最大20点のボーナス点を付与する。
前提科目 事後履修でも可。「社会保障論a」、「社会保障論b」
後継科目 事前履修でも可。「政策入門」
教科書 授業資料に関しては、Koeki Drive2にアップするので、各自でダウンロードしたり印刷すること(教室では配布しない)
参考書 日本年金学会編『人生100年時代の年金制度』法律文化社(9784589041203)、厚生労働省年金局「ねんきんポータル」
その他・注意事項

成績評価基準に関する詳細なルールに関しては、初回授業の「00スタディ・ガイダンス」にて説明するので、必ず出席すること。定期試験に関しては、授業を通じて身につけた専門知識を前提に、客観式と論述式による筆記試験(100点)を実施する。調整することができれば、第12回に、日本年金機構鶴岡年金事務所から本学卒業生の職員をお招きして、「年金セミナー」を実施する。

SDGs