AL形態 課題学習PBLグループW フィールドWプレゼンディベート 振り返り
  
教職 中学高校(公民) 高校(地歴)
  
地域に関する学習 地域区分学びの基本学習地域の背景学習 地域課題の認識地域課題の解決
庄内
他地域
社会福祉 社会福祉士社福任用
  
実務家文理横断
     
科目名
(英語名)
__科目名__ (__科目名(英語)__)
担当教員 小嶋 健太
開講時期 __開講時期__
科目ナンバー __科目ナンバー__
授業コード 1291
単位 __単位__
授業概要 企業の中でどのような人材をどの職務に配置し,どのような技能を習得させ,優れた成果に対してどのような報酬を与えるか。こうした人的資源の管理は企業の成功にとって重要である。本講義では,採用から退職に至る人的資源管理の各トピックに経済学のアプローチを適用し,(1) 人材のマネジメントを分析するための理論枠組み,(2) 現実の企業内部のデータを統計的に分析する手法,(3) 国内外の人事制度・慣行の実態について説明する。また,これらの知識を,現代の企業が直面している課題の解決のために応用する能力を養う。
到達目標 理論枠組みと統計的手法を理解するとともに,それらを現実の人事制度・慣行に応用し,その合理性や限界,現状の課題の解決策を提示できるようになる。
スキルの育成方法 グループワークとその成果発表を通じて,理論枠組みや統計的手法を現実の国内外の人事制度・慣行に応用する能力を養う。
授業計画
授業内容事前事後学修内容・所要時間
1経済学のアプローチとは:思考様式としての経済学経済学のアプローチとはどのようなものかを簡潔に説明できるように復習する(1時間)
2プリンシパル・エージェント・モデル雇用契約を経済学的に捉えるための基本枠組みを理解する(1時間)
3インセンティブ契約と成果主義最適なインセンティブ契約の設計を考えるためのモデルを理解する(1時間)
4成果の評価評価にかかわる諸問題の本質とその解決策について理解する(2時間)
5年功賃金と定年制年功賃金の構造と定年制の合理性を端的に説明できるように復習する(1時間)
6昇進昇進の2つの側面と内部昇進の実態について理解する(1時間)
7人的資本投資人的資本の蓄積と異動の機能について理解する(1時間)
8グループワーク&プレゼンテーション(1)グループワークの課題について事前に個人の意見を準備する(2時間)\n他グループのプレゼンテーションをもとに意見をアップデートする(1時間)
9スクリーニングとシグナリング契約締結前の情報の非対称性を解消する手段を理解する(1時間)
10採用と就活企業が必要な人材をどのように集めるかを考えるための枠組みを理解する(1時間)
11グループワーク&プレゼンテーション(2)グループワークの課題について事前に個人の意見を準備する(2時間)\n他グループのプレゼンテーションをもとに意見をアップデートする(1時間)
12制度的補完性と雇用システム人事制度間の補完性と雇用システムの合理性を理解する(1時間)
13全体のまとめ各トピックの本質的な理解を目指して復習する(2時間)
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受講者の事前知識と進度により適宜変更する。

成績評価基準 課題の提出(20%),グループワークの参加状況と成果発表(20%),最終レポート(60%)
前提科目
後継科目
教科書 指定しない
参考書 エドワード・P・ラジアー,マイケル・ギブス『人事と組織の経済学・実践編』日本経済新聞出版社\n大湾秀雄『日本の人事を科学する』日本経済新聞出版社\n鶴光太郎『日本の会社のための人事の経済学』日本経済新聞出版
その他・注意事項

本科目の授業は,講義動画のオンデマンド配信と対面授業を組み合わせて行う。詳細は授業の中で説明する。

SDGs