科目名 (英語名) |
__科目名__
(__科目名(英語)__) |
担当教員 |
藤原 良太 |
開講時期 |
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科目ナンバー |
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授業コード |
1226 |
単位 |
__単位__ |
授業概要 |
社会の変化とそれに伴う福祉制度や福祉政策の展開を学ぶ。社会の変化により人々の生活上の課題も変化する。その課題を捉える福祉の制度や概念も変わっていく。社会福祉の考え方がどのように生まれ、展開したのかを学び、社会福祉を社会的状況、社会構造との関係で捉える視座を習得する。 |
到達目標 |
1. 社会福祉の原理をめぐる思想・哲学と理論を理解する。\n2. 社会福祉の歴史的展開の過程と社会福祉の理論を踏まえ、欧米との比較によって日本の社会福祉の特性を理解する。\n3. 社会問題と社会構造の関係の視点から、現代の社会問題について理解する。 |
スキルの育成方法 |
1.社会福祉の実践や制度が準拠する枠組みを説明できる。\n2.様々な社会福祉の実践、組織、制度の成立過程を理解した上で、その意義と課題についてディスカッションする。\n3.現代の社会問題のあり様が、社会福祉の存立過程といかに結びついているのか考察し、論述する。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | オリエンテーション 社会福祉を学ぶ視点 | ワークシートに取り組む 1h 第2回事例予習 1h |
2 | 欧米の社会福祉の歴史① 救貧法から社会保険まで | ワークシートに取り組む 1h 第3回事例予習 1h |
3 | 欧米の社会福祉の歴史② 福祉国家の確立から現代まで | ワークシートに取り組む 1h 第4回事例予習1h |
4 | 日本の社会福祉の歴史的展開① 慈善事業から社会事業まで | ワークシートに取り組む 1h 第5回事例予習1h |
5 | 日本の社会福祉の歴史的展開② 社会事業から現代の社会福祉まで | ワークシートに取り組む 1h 第6回事例予習1h |
6 | 社会福祉の思想・哲学・理論① 日本の議論 | ワークシートに取り組む 1h 第7回事例予習1h |
7 | 社会福祉の思想・哲学・理論② 欧米の議論 | ワークシートに取り組む 1h 第8回事例予習 1h |
8 | 社会福祉の思想・哲学・理論への批判と応答 | ワークシートに取り組む 1h 第9回事例予習 1h |
9 | 社会福祉の対象とニーズ | ワークシートに取り組む 1h 第10回事例予習 1h |
10 | 社会問題と社会構造① 社会的排除としての貧困 | ワークシートに取り組む 1h 第11回事例予習 1h |
11 | 社会問題と社会構造② 排除の蓄積としてのヴァルネラビリティ | ワークシートに取り組む 1h 第12回事例予習1h |
12 | 社会問題と社会構造③ 差別論 | ワークシートに取り組む 1h 第13回事例予習1h |
13 | 社会問題と社会構造④ 少子高齢(化)社会とリスク論 | 全体の振り返り 1h 定期試験対策3h |
14 | 定期試験 | |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
授業への取り組み(主体性、発言、グループワーク、プレゼンテーション、提出物等、態度等)約50% 定期試験 約50% \n遅刻等の扱いは規定を設けます。\n部活動による公欠は公式戦とそれにかかる移動日のみです。 |
前提科目 |
なし |
後継科目 |
社会福祉学b |
教科書 |
日本ソーシャルワーク教育学校連盟編集『社会福祉士養成講座精神保健福祉士養成講座4 社会福祉の原理と政策』中央法規\n毎時、教科書を用いた課題が出ます。 |
参考書 |
必要に応じて資料を配付します。 |
その他・注意事項 |
社会福祉士としてソーシャルワークを実践するための基盤となる社会福祉の実践、組織、制度等に関する知識を修得します。その知識を実践と結びつけるトレーニングとして、アクティブラーニング形式で学びます。その際、座席を指定します。社会福祉士養成という目的に鑑みて、現場のソーシャルワーカー同様自ら進んで知識を取り入れ、活用しようとする行動を評価します。また、遅刻・欠席・提出物遅滞は規定を設け、厳正に対処します。\n【実務経験及び授業の内容】\n地方自治体における福祉事務所等での業務経験をもとに、現代の社会福祉が存立する過程について、現場の変化や実態を踏まえながら講義を行います。
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