科目名 (英語名) |
__科目名__
(__科目名(英語)__) |
担当教員 |
張 紅 |
開講時期 |
__開講時期__ |
科目ナンバー |
__科目ナンバー__ |
授業コード |
1210 |
単位 |
__単位__ |
授業概要 |
私たちが住む地域は,様々な要因により常に変化し続けている。したがって,地域社会を考えるためには,地理的要素に注目することが必須である。人文地理学は,人間による活動の空間的構造や地理的特徴の解明を目的とする学問分野である。この科目では,人口の移動や自然条件の変化に伴い,都市や農村がどのように変化しているか,代表的な事例を中心に考察するとともに,地域社会を景観の変遷から読み解くことなどを通じて,人文地理学の方法について理解を深める。 |
到達目標 |
①地理的に地域社会を理解する視点を身につける。\n②特定のテーマに対して具体例を挙げることができる。\n③異なる地域の相違点と共通点を理解し,その背後にある要因とパターンを把握する。 |
スキルの育成方法 |
教員による説明が主とする。授業時間内で授業内容に基づいて特定の課題か不特定の課題に対してリアクションペーパーを求める。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | 人文地理学とは | 復習(1h)\n次回講義資料を予習(1h) |
2 | 都市の拡大と縮小\n(前橋市の土地利用変化と富山市のコンパクトシティ政策) | 復習(1h)\n次回講義資料を予習(1h) |
3 | 人口の変動\n(分布と増減,人口移動と移民) | 復習(1h)\n次回講義資料を予習(1h) |
4 | 地価の変動\n(東京大都市圏) | 復習(1h)\n次回講義資料を予習(1h) |
5 | エネルギー・資源問題\n(オーストラリアの水使用と米生産) | 復習(1h)\n次回講義資料を予習(1h) |
6 | 都市の変容①\n(ロンドン・ニューヨーク・東京のジェントリフィケーション) | 復習(1h)\n次回講義資料を予習(1h) |
7 | 都市の変容②\n(メルボルンと留学生の急増) | 復習(1h)\n次回講義資料を予習(1h) |
8 | 農村の変動①\n(日本の農村空間の商品化) | 復習(1h)\n次回講義資料を予習(1h) |
9 | 農村の変動②\n(フランス条件不利地域の農家経営) | 復習(1h)\n次回講義資料を予習(1h) |
10 | 景観の変遷からみる地域社会①\n(軽井沢における高原避暑地の形成と別荘所有者の変遷) | 復習(1h)\n次回講義資料を予習(1h) |
11 | 景観の変遷からみる地域社会②\n(大内宿における茅葺き屋根と重要伝統的建造物群保存地区) | 復習(1h)\n次回講義資料を予習(1h) |
12 | 景観の変遷からみる地域社会③\n(中国・蘇州市における庭園住宅の機能変化と保全課題) | 復習(1h)\n次回講義資料を予習(1h) |
13 | 景観の変遷からみる地域社会④\n(フランス・マレ地区における景観の浄化と排除) | これまでの講義資料を復習(7h) |
14 | 定期試験 | なし |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
ミニレポート40%,定期試験60% |
前提科目 |
なし |
後継科目 |
人文地理学b |
教科書 |
なし |
参考書 |
必要に応じて授業内で提示する |
その他・注意事項 |
授業内容は調整する場合がある。
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