科目名 (英語名) |
__科目名__
(__科目名(英語)__) |
担当教員 |
阿部 公一 |
開講時期 |
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科目ナンバー |
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授業コード |
1047 |
単位 |
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授業概要 |
【公的年金の疑問や謎を探究しディベートにより表現しよう】\n本演習では、公的年金を対象にして、大学生が日頃持ち得ている疑問や謎を探究していく。ディベート題目の水準を初級、中級と引き上げることで、探究結果としての専門性を深めていく。公的年金の疑問や謎を解明するために、文献調査やweb調べを通じて、ディベート資料を作成することにより、専門性を身に付けると共に、情報収集力、文書表現力、論理的思考力等のスキルも高めていく。その上に、探究結果の表現方法として、ディベート実践を繰り返すことにより、傾聴力、発信力、会話力のスキルを育成していく。 |
到達目標 |
①公的年金の必要性や役割について理解し、「公共」に対して共感することができる。\n②新聞記事やニュースで報道される公的年金に付随する政策課題に関心を持つことができる。\n③ディベートの進行及び役割分担を理解し実践することができる。 |
スキルの育成方法 |
ディベート資料を作成する過程を通じて、情報収集力、文書表現力、論理的思考力等のスキルを育成する。また、ディベート実践により、傾聴力、発信力、会話力のスキルを育成する。特に、相手の主張をじっくりと聞く訓練を繰り返すことにより、傾聴力を高める。なお、リーダーシップの構成要素となるスキルに関しては、肯定・否定・審判のチーム活動を通じて身に付ける。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | 本演習の目的や方針を確認すると共に、準備作業(チーム編成/教材「年金ディベート道場!」の紹介/先輩たちが作成したディベート動画の紹介)を共有する | web検索により、「年金ディベート道場!」の教材及び阿部ゼミの先輩たちが作成したディベート動画を探してみる(事前学修2時間) |
2 | 公的年金に関して、日頃持ち得ている疑問や謎をクラスで発表し、ディベート題目を検討する | クラス発表のために公的年金の謎や疑問をまとめてくる(事前学修2時間)\n |
3 | ディベート全体の進行過程及び役割分担(肯定・否定・審判チーム)を理解する。\n\n | 「年金ディベート道場!」の教材から、進行過程や役割を学んでくる(事前学修2時間) |
4 | 審判チームの判定基準に関して、クラスルールを協議し決定する\n | web検索等を活用して、審判の判定基準を探してみる(事前学修2時間) |
5 | 初級編の題目に関して、チームで文献調査やweb調べにより、その根拠となる資料に基づき立論を作成する | 文献調査やweb調べにより、立論作成の準備をしてくる(事前学修2時間) |
6 | 初級編の題目に関して、作成した立論に対する相手側の反論を想定し、その対応策をチームで検討する | 立論に対する相手側の反論を考えてくる(事前学修2時間) |
7 | 初級編の題目にて、ディベートを実践してみる。 | 作成したディベート資料を共有し、立論や反論の練習をしてくる(事前学修2時間) |
8 | 初級編のディベートに関して、チームで負けた原因や勝てた理由、審判の判定を振り返る | 初級編のディベートに関する振り返りをしてくる(事前学修2時間) |
9 | 中級編の題目に関して、チームで文献調査やweb調べにより、その根拠となる資料に基づき立論を作成する | 文献調査やweb調べにより、立論作成の準備をしてくる(事前学修2時間) |
10 | 中級編の題目に関して、作成した立論に対する相手側の反論を想定し、その対応策をチームで検討する | 立論に対する相手側の反論を考えてくる(事前学修2時間) |
11 | 中級編の題目にて、ディベートを実践してみる。 | 作成したディベート資料を共有し、立論や反論の練習をしてくる(事前学修2時間) |
12 | 中級編のディベートに関して、チームで負けた原因や勝てた理由、審判の判定を振り返る | 中級編のディベートに関する振り返りをしてくる(事前学修2時間) |
13 | 役割分担報告書に基づき、チーム内での役割等をクラスで発表する/全体のまとめと振り返りを行う | 役割分担報告書を仕上げてくる(事前学修2時間)\n |
14 | | |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
①「役割分担報告書」に基づく積極的な参加の度合い(2割)、②ゲームでの活躍及び発表(4割)、③提出されたディベート資料や審判の判定資料(4割)により、総合的に評価する。ただし、同一チームにおいても、貢献度合いに応じて異なる評価をする。作成したディベート資料や審判の判定資料等を必ず提出すること。 |
前提科目 |
阿部担当の基礎演習を履修していると好ましい |
後継科目 |
「プロジェクト型応用演習(二十歳の集い応援PJ)」、「プロジェクト型応用演習(国民年金加入行動啓発PJ)」、「社会保障論a」、「社会保障論b」、「公的年金論」 |
教科書 |
「年金ディベート道場!」の教材\n☛ https://econ-edu.net/archive/project/develop/models/2019AbeDebateGame.pdf\n進行記録シート\n☛ https://econ-edu.net/archive/project/develop/models/2019AbeProcessRecord.pdf |
参考書 |
阿部ゼミの先輩たちが作成したディベート動画\n☛ https://www.youtube.com/watch?v=ueXK3J1Sys8 |
その他・注意事項 |
①「国民年金加入行動啓発プロジェクト」、「年金教育用動画」、「年金ディベート道場」、「国民年金すごろく」、「令和の年金広報コンテスト」、「年金動画・ポスターコンテスト」のキーワードをweb検索すると、先輩たちが作成した公的年金に関する動画等を確認することができる。②特に、政策コースの公共政策ユニットに興味のある者への履修を勧める。③中学社会科や高校公民科科目の教職免許取得希望者にも役立つと思う。
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