科目名 (英語名) |
__科目名__
(__科目名(英語)__) |
担当教員 |
平居 悠 |
開講時期 |
__開講時期__ |
科目ナンバー |
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授業コード |
1045 |
単位 |
__単位__ |
授業概要 |
ビッグデータの解析手法を知ることは、現代社会を生き抜く上で必要不可欠である。宇宙を扱う天文学は、ビッグデータ解析の実験場である。本演習では、岩手県奥州市にあるスーパーコンピュータ「アテルイII」で実行された天の川銀河シミュレーションのデータを使って、データ解析の基礎を学ぶ。これを通じて、図書館の使い方、レポートの書き方、プレゼンテーションの行い方など、これからの大学生活で必要な実践的なスキルを身につける。 |
到達目標 |
・データ解析の基本的なスキルを身につける。\n・適切に文献を引用し、自分の意見を記述したレポートを作成できる。\n・調べてわかったことをわかりやすく他者に伝えることができる。 |
スキルの育成方法 |
実際に手を動かしてデータを解析することで、論理的思考力、課題発見力、問題解決力を養う。レポート作成を通じて文献調査を行い、読解力、文章表現力、批判的思考力、情報収集力を身につける。まとめた結果を発表することで、傾聴力、発信力、会話力、柔軟性、協働力が上達する。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | 授業の概要、自己紹介 | [事前] 本演習のシラバスを確認する。1分程度の自己紹介を準備する(1時間)。 |
2 | 図書館ツアー、データベース検索 | [事前]『知の編集力ハンドブック』pp. 3–13を読む(1時間)。[事後] 図書館に行って本を借りてみる(1時間)。 |
3 | 天文学入門 138億年の宇宙の歴史 | [事前] 天文学について文献を検索する(1時間)。[事後] 講義資料を復習する(1時間)。 |
4 | データ解析基礎 (1) プログラミング言語python入門 | [事前] プログラミング言語pythonの文献を検索する(1時間)。[事後] 講義資料を復習する(1時間)。 |
5 | データ解析基礎 (2) Jupyter Notebookの使い方 | [事前] python、Jupyter Notebookのインストール方法を調べる(1時間)。[事後]自分でJupyter Notebookを使ってみる(1時間)。 |
6 | データ解析実習 (1) データの読み込み | [事前] 国立天文台のスーパーコンピュータについて調べる(1時間)。[事後] 実習でやった内容を再度実行する(1時間)。 |
7 | データ解析実習 (2) 図の作成 | [事前] matplotlibについて調べる(1時間)。[事後] 実習したものと条件を変えて図を作成してみる(1時間)。 |
8 | レポートの作成 (1) 文章の読み方と要約、レポートの構成と表現 | [事前] 『知の編集力ハンドブック』pp. 14–23を読む(1時間)。[事後] レポートで書く内容を整理する(1時間)。 |
9 | レポートの作成 (2) 著作権 | [事前] 『知の編集力ハンドブック』pp. 24–32を読む(1時間)。[事後]レポートを作成する(3時間)。 |
10 | プレゼンテーションの方法 | [事前] 『知の編集力ハンドブック』pp. 90–96を読む(1時間)。[事後] 講義資料を復習する(1時間)。 |
11 | 発表準備 (1) 発表資料の作成 | [事後]作成した発表資料を見直す(2時間)。 |
12 | 発表準備 (2) 発表原稿の作成 | [事後]発表練習をする(1時間)。 |
13 | 発表会 | [事前]発表練習をする(1時間)。 |
14 | | |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
参加態度(20%)、レポート(40%)、プレゼンテーション(40%) |
前提科目 |
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後継科目 |
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教科書 |
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参考書 |
知の編集力ハンドブック第2版\nなぞとき宇宙と元素の歴史、和南城伸也、ISBN: 978-4065180945、講談社\n最新版 論文の教室:レポートから卒論まで、戸田山和久、ISBN: 978-4140912720、NHK出版\n理科系の作文技術、木下是雄、ISBN:978-4121006240、中央公論新社\nプレゼンテーションZen第3版、ガー・レイノルズ、ISBN:978-4621306208、丸善出版 |
その他・注意事項 |
受講前に必要な知識はありません。パソコンを使います。初回までに準備をお願いします。
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