科目名 (英語名) |
__科目名__
(__科目名(英語)__) |
担当教員 |
武田 真理子、白畑 真由美、鈴木 淳一 |
開講時期 |
__開講時期__ |
科目ナンバー |
__科目ナンバー__ |
授業コード |
1036 |
単位 |
__単位__ |
授業概要 |
本科目は、社会福祉士養成課程で学ぶ学生を主対象とし、自然災害とソーシャルワークを実践的に学習する。近年、世界各地で大規模災害が発生しており、貧困、差別、過疎化、高齢化などの平時の社会問題と相まって「災害弱者」の問題が浮き彫りになっている。その問題解決に向けて、災害発生時におけるソーシャルワークの機能への期待が高まっている。本演習では、令和6年7月の豪雨災害の庄内地域(酒田市、遊佐町等)の被災者に対するソーシャルワークの支援過程を主体的に学び、ソーシャルワークの理論と方法への理解を深めることを目的とする。 |
到達目標 |
・講義を通して、自然災害と「災害弱者」の問題に関する知識を身に付ける。\n・災害ソーシャルワークの実践者から、被災者への支援過程と方法を学ぶ。\n・受講生自らが被災者への支援を実践し、ふりかえりを行うことにより、「災害弱者」に寄り添った支援方法を学ぶ。 |
スキルの育成方法 |
・災害ソーシャルワークの実践者等の講義により「傾聴力」「発信力」「課題発見力」「文章表現力」を養う。\n・被災者支援の実践とふりかえりを通して、「傾聴力」「発信力」「情報収集力」「柔軟性」「課題発見力」「主体性」「感情制御力」「協働力」「マネジメント力」を養う。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | ガイダンス、災害時にソーシャルワークの果たす役割と必要性 | 世界各地の自然災害に関する新聞記事等の情報収集(1hr) |
2 | 災害時における総合的かつ包括的な支援体制に関する学習(1)近年の自然災害と「災害弱者」問題 | 授業内容の予習・復習(2hr) |
3 | 災害時における総合的かつ包括的な支援体制に関する学習(2)関連法制度、ソーシャルワークと災害 | 授業内容の予習・復習(2hr) |
4 | 令和6年7月25日からの大雨の被害状況と被害等の実態に関する学習(フィールドワーク) | 授業内容の予習・復習(2hr) |
5 | 災害時のフェーズに応じたコミュニティ・ソーシャルワーク(外部講師) | 授業内容の予習・復習、感想文作成(3hr) |
6 | 災害ボランティアとソーシャルワーク(外部講師) | 授業内容の予習・復習、感想文作成(3hr) |
7 | 傾聴の理論と方法、支援者のセルフ・ケア(外部講師) | 授業内容の予習・復習、感想文作成(3hr) |
8 | 被災地域における支援活動への参加(1)実践 | 実践の記録作成(2hr) |
9 | 被災地域における支援活動への参加(2)ふりかえり | 実践の記録作成(2hr) |
10 | 被災者への傾聴の実践 | 実践の記録作成(2hr) |
11 | 傾聴活動のふりかえり | 実践の記録作成(2hr) |
12 | グループワーク~平時及び災害発生時の復旧・復興過程におけるソーシャルワークの役割~ | グループワークで得た気付き、学びのまとめ、発表準備(3hr) |
13 | 発表とディスカッション~平時及び災害発生時の復旧・復興過程におけるソーシャルワークの役割~ | 発表とディスカッション内容のふりかえり(2hr) |
14 | まとめ | レポート作成(4hr) |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
|
成績評価基準 |
コメントペーパー及び感想文の内容(2割)、活動記録の内容(3割)、グループワーク及び発表の内容(2割)、レポートの内容(3割) |
前提科目 |
基礎演習、社会福祉学a |
後継科目 |
社会福祉士養成課程の指定科目 |
教科書 |
指定教科書は無し。 |
参考書 |
授業中に紹介します。 |
その他・注意事項 |
・フィールドワークを中心に、授業の開講日時が変更になる場合があります。初回授業時に担当教員より説明を行います。\n・受講生は必ず「ボランティア活動保険」に加入して下さい。
|