科目名 (英語名) |
__科目名__
(__科目名(英語)__) |
担当教員 |
温井 亨 |
開講時期 |
__開講時期__ |
科目ナンバー |
__科目ナンバー__ |
授業コード |
1001 |
単位 |
__単位__ |
授業概要 |
大学に隣接する美術館から始め市内の町家まで、建築を見て歩きレポートします。また最後に、見学時に実測した様々な階段を図表にまとめ分析するレポートも書きます。一方、読解力をつけるために現代と明治のエッセイを読み、最後に自ら書くことにも挑戦します。 |
到達目標 |
写真、図表の入ったレポートをワードで書けるようになること。レポート作成に際して図書館が利用できるようになること(引用と参考文献の書き方含む)。現代文と、また明治の文章も読めること。Google earthが使えるようになること。エクセルによる表、グラフ(散布図など)が作成できること。建築、庭、都市の空間構成を理解するとともに、美やアメニティなど感性によって味わえるようになること。論理的構成だけでなく、感性をまじえた文章を書けること。 |
スキルの育成方法 |
実際に見て歩くこと(写真撮影、実測。計5回)、本を読むこと(授業中は順番に朗読)、google earthの活用。コンベックスを使って計測し、エクセルで集計、グラフにします。写真を取り込み、図表を載せたワードによるレポート作成を繰り返し行います。各自エッセイに挑戦し、皆の前でプレゼンテーションします。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | アドバイザー面談、ガイダンス | |
2 | 図書館の使い方 | 事前学習:読書4時間 |
3 | 土門拳記念館見学 | 事後学習:訪問レポート2時間、事前学習:読書4時間 |
4 | 酒田市美術館見学 | 事後学習:訪問レポート2時間、事前学習:読書4時間 |
5 | 国木田独歩「武蔵野」を順番に朗読する | 事後学習:「武蔵野」を5回通しで読む |
6 | 出羽遊心館見学 | 事後学習:訪問レポート2時間、事前学習:読書4時間 |
7 | 須賀敦子のエッセイを順番に朗読する | 事後学習:須賀敦子のエッセイに出てきた場所をgoogle earthで探し、空中写真を載せたレポートを作成する2時間 |
8 | 本間美術館、鶴舞園見学 | 事後学習:訪問レポート2時間、事前学習:読書4時間 |
9 | 須賀敦子のエッセイを順番に朗読する | 事前学習:読書4時間 |
10 | 荒木米店訪問、船場町散策 | 事後学習:訪問レポート2時間 |
11 | 須賀敦子のエッセイを読んで書いたエッセイ構想発表 | 事前学習:エッセイ構想・作文4時間\n事後学習:エッセイ修正4時間 |
12 | エッセイを修正、推敲 | 事後学習:プレゼンテーション準備 |
13 | エッセイ発表会 | 事後学習:発表会の振り返り1時間 |
14 | 振り返り | |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
レポート6回(訪問レポート5回、計測レポート1階:割合2)、エッセイ(割合1)、発表会(割合1)の合算で評価。欠席は減点。 |
前提科目 |
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後継科目 |
探究演習 |
教科書 |
須賀敦子全集第1巻、河出文庫 |
参考書 |
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その他・注意事項 |
本演習は学問的視点(建築学、造園学、都市計画)と、実務経験(建築設計事務所と都市計画事務所での、その後大学に移ってからの設計や計画の実務、まちづくり、町並み保存活動の実践)からの視点の双方から指導します。また、コンベックス(5m)、野帳を各自、購入してもらいます。
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