科目名 (英語名) |
__科目名__
(__科目名(英語)__) |
担当教員 |
佐藤 千佳夫/新名 阿津子 |
開講時期 |
__開講時期__ |
科目ナンバー |
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授業コード |
5466 |
単位 |
__単位__ |
授業概要 |
児童生徒に対し授業を行うためには、授業理論と効果的な教育方法を身につけていなければならない。前半では、教育課程の編成とカリキュラムマネージメントなどの理論とともに、主体的・対話的で深い学びをどのように実現させていくか等の教育の方法及び教育の技術についての理解を深める。後半は、個別最適な学びと協働的な学びを実現させる通信教育技術の意義と具体的な活用についての理解と、演習を行っていく。 |
到達目標 |
[1]学習指導要領の性格と位置づけ、教育課程の目的及び編成の基本原理と方法について理解している。[2]教育の方法及び技術について理解し、授業案を構成することができる。[3]情報通信技術を活用した教育の理論及び方法を理解し、必要技能を身につけている。 |
スキルの育成方法 |
[1]課題についての情報を集め、まとめ、発言する機会を多く設けていくことで、情報収集力・論理的思考力を育成する。[2]協働学習を取り入れここの学びを深める機会を設けることで、傾聴力・発信力を育成する。[3]目標を達成するための学習指導案を作成していくことで問題解決力を育成する。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | 公教育と学習指導要領の性格と位置づけについて | [前]シラバスの確認、学習指導要領の確認と総則を読む (2時間) |
2 | 教育課程の理解と資質・能力の育成について | [前]教育課程について、教科書「Ⅰ」「Ⅱ」を読み、要点をマークする。 |
3 | カリキュラムマネージメントの理解と作成・評価について | [前]カリキュラムマネージメントと単元配列表の違いを調べる。 (2時間) |
4 | 教育方法の基礎的理論と「主体的・対話的で深い学び」について | [前]評価について、教科書「Ⅸ」を読み、要点をマークする。(2時間) |
5 | 教育技術と教師の役割について | [前]板書の機能について自分の考えをまとめる。(1時間) |
6 | 「協働的な学び」と「主体的な学び」について | [前]「協働的な学び」とはどのような学びか調べる。(2時間) |
7 | 学習評価について、[試験①] | [前]前半の学修について、復習する。(6時間) |
8 | 個が主体となる学びと情報通信技術について | [前]society5.0について調べる。(2時間) |
9 | GIGAスクール構想と教科領域の中での活用場面について | [前]GIGAスクール構想とは何かを調べる(2時間) |
10 | プログラミング教育について | [前]音声で、電池2個と電球1個での並列・直列つなぎの回路をどのように伝えるかまとめる。(1時間) |
11 | デジタル教材作成の基本技能について | [前]中学社会科の任意の単元の学習で使えるウェブサイトを探してくる。(2時間) |
12 | オンライン学習、遠隔授業について | [前]個人情報保護法について調べ、個人情報とは何かを端的に説明できるようにする。(2時間) |
13 | 「情報モラル」と「デジタルシティズン教育」について | [前]情報モラルで、特に重要だと思われることについて、項目とそう思う理由をまとめる。(2時間) |
14 | 「情報モラル」「デジタルシティズン教育」の模擬授業[試験②] | [前]後半の学修について、復習してくる。(6時間) |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
①講義中に提示される課題追究への姿勢及びグループワークでの協働性やリーダーシップ(3割) ②毎回授業終了時に実施する自己評価(2割) ③試験(5割) |
前提科目 |
教職入門、教育心理学、教育学、教育原理 |
後継科目 |
教育実習 |
教科書 |
田中耕治 編「よくわかる教育課程」第2版、ミネルヴァ書房、2018年、ISBN:978-4623-082698 |
参考書 |
学習指導要領(小学校・中学校・高等学校)\n樋口直宏 編著「教育の方法と技術」、ミネルヴァ書房、2019年、ISBN:978-4623-085057 |
その他・注意事項 |
教職課程履修者の必修科目である。
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