科目名 (英語名) |
__科目名__
(__科目名(英語)__) |
担当教員 |
廣瀬 雄二/広崎 心 |
開講時期 |
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科目ナンバー |
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授業コード |
5458 |
単位 |
__単位__ |
授業概要 |
本講義は、企業における活きた経営戦略を理解するために3つの視点で構成されている。1.担当教員が経営戦略に関連する理論の概略を解説する。2.経営戦略に関する主要なフレームワークを受講生自らが活用し、主要企業の経営環境や経営戦略を分析する。3.そして、アクティブラーニングとして事前に配布されるビジネス誌の記事を使ってグループディスカッションを行う。 |
到達目標 |
1.戦略フレームワークを活用し調査対象企業の経営環境や経営戦略の特徴を分析し進むべき方向性を示唆することができる。2.ビジネス誌や経済新聞などの記事で論じられている論点を理解することができる。 |
スキルの育成方法 |
講義では著名な大手企業や身近にある地元企業を対象に自ら戦略フレームワークを用いて分析し、さらにビジネス誌の内容をグループでディスカッションすることで、社会における課題や企業の方向性を自ら理解できるスキルを身につけることができます。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | オリエンテーションとバリューチェン/サプライチェーンの理解 | 講義資料を用いて復習する\n(ベイクルーズグループ)(60分) |
2 | 経営環境(業界構造の理解)、5つの競争要因分析 | ディスカッションで用いるビジネス雑誌記事を事前に読む(ペッパーフードサービス、ブロンコビリー)(60分) |
3 | 経営環境(企業の取り巻く環境の理解)、PEST分析 | ディスカッションで用いるビジネス雑誌記事を事前に読む(自動車の次世代エネルギーと標準化)(60分) |
4 | 経営環境(企業の取り巻く環境の理解と3C分析/SWOT分析) | ディスカッションで用いるビジネス雑誌記事を事前に読む(ベイシアグループ、コメリ)(60分) |
5 | 事業戦略(基本戦略(コスト・リーダーシップ戦略、差別化戦略、集中戦略)) | ディスカッションで用いるビジネス雑誌記事を事前に読む(ハーモニック・ドライブ・システムズ)(60分) |
6 | 事業戦略(製品ライフサイクル戦略) | ディスカッションで用いるビジネス雑誌記事を事前に読む(アース製薬、小林製薬)(60分) |
7 | 事業戦略(市場地位別戦略) | ディスカッションで用いるビジネス雑誌記事を事前に読む(キッコーマン、オタフクソース)(60分) |
8 | 事業戦略(リソース・ベースト・ビューと知識創造)、SECIモデル | ディスカッションで用いるビジネス雑誌記事を事前に読む(帝人、東レ)(60分) |
9 | 事業戦略(事業システム)、バリューチェン/サプライチェーン分析 | ディスカッションで用いるビジネス雑誌記事を事前に読む(デンソー)(60分) |
10 | 企業戦略(事業ドメインとコアコンピタンスの構築) | ディスカッションで用いるビジネス雑誌記事を事前に読む(NITTOKU)(60分) |
11 | 企業戦略(成長戦略) | ディスカッションで用いるビジネス雑誌記事を事前に読む(星野リゾート、アパグループ)(60分) |
12 | 企業戦略(資源展開)、PPMマトリックス | ディスカッションで用いるビジネス雑誌記事を事前に読む(サントリー食品インターナショナル)(60分) |
13 | 講義全体を振り返って | ディスカッションで用いるビジネス雑誌記事を事前に読む(ミネベアミツミ、ジャパンディスプレイ)(60分) |
14 | 定期試験 | |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
定期試験30%(論述3問)、戦略ツールの活用力40%、グループディスカッションによる成果物30%の割合で評価します。 |
前提科目 |
経営学基礎 |
後継科目 |
マーケティング論、経営管理論 |
教科書 |
随時、資料を配布します。 |
参考書 |
授業中に適宜指示します。 |
その他・注意事項 |
フレームワークを使って企業、事業部、商品などを分析することで、経営戦略に関する重要要素が整理され現在に至るまでの経緯や今後の方向性が見えるようになります。
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