AL形態 課題学習PBLグループW フィールドWプレゼンディベート 振り返り
  
教職 中学高校(公民) 高校(地歴)
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地域に関する学習 地域区分学びの基本学習地域の背景学習 地域課題の認識地域課題の解決
庄内
他地域
社会福祉 社会福祉士社福任用
  
実務家文理横断
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科目名
(英語名)
__科目名__ (__科目名(英語)__)
担当教員 新名 阿津子
開講時期 __開講時期__
科目ナンバー __科目ナンバー__
授業コード 5259
単位 __単位__
授業概要 地理学は地表面に展開する自然環境や人間が作り出した文化の特性,自然と文化の相互関係等について探究する学問である。本講義では地理学の歴史と基礎的概念を解説するとともに、自然地理学、人文地理学から様々なトピックを紹介する。また、酒田市の地誌をテーマにワークを行い、その研究報告から酒田市の地域性について考え、自然と人間の関係を空間的に捉える地理学的なものの見方を習得する。
到達目標 ・地理学的地誌学的なものの見方を理解する。\n・自然環境と文化の相互関係について理解する。\n・酒田について自分の言葉で説明する知識を身につける。\n・中学校・高等学校「地理」教科書の内容の理解に必要な知識・技能を習得する。
スキルの育成方法 本科目は講義形式で実施するが、授業中に地形図や空中写真を使った読図、空間利用調査やGISを使った作図、統計を使ったデータ解析などを行い地理学的分析力を養う。また簡単なフィールドワークやプレゼンテーションを通じて地誌学的なものの見方を理解する。
授業計画
授業内容事前事後学修内容・所要時間
1ガイダンス:本講義の進め方、評価、地理学的思考のトレーニング①特産品・郷土料理から考える山形の地域性事前学習:地理学について調べる(1h)\n事後学習:第1回授業の復習(1h)
2地理学的思考のトレーニング②大学の空間利用調査事前学習:大学及びその周辺を観察する(1h)\n事後学習:第2回授業の復習(1h)
3空間科学としての地理学:地理学の定義、歴史、地域・場所・空間、景観・風土、等質地域と形質地域、空間的相互作用、フィールドサイエンスなど事前学習:景観や風土について調べる(1h)\n事前学習:第3回授業の復習(1h)
4環境論の系譜:環境決定論、環境可能論、環境認知論、人間による環境改変事前学習:環境論について調べる(1h)\n事後学習:第4回授業の復習(1h)
5気候景観を読む:地形図や空中写真を使った読図のトレーニング、出雲の築地松、庄内平野の屋敷林など事前学習:気候景観について調べる(1h)\n事後学習:第5回授業の復習(1h)
6人口について統計と地図から考える:GISを用いた作図など事前学習:人口問題について調べる(1h)\n事後学習:第6回授業の復習(1h)
7「まちづくり」を考える:商店街の変容と消費者行動の変化事前学習:「まちづくり」を調べる(1h)\n事後学習:第7回授業の復習(1h)
8食をめぐる地理学:フードチェーン、フードシステム、持続可能な開発、SDGs事前学習:前日の夕食の献立と食材の生産地を調べる(1h)\n事後学習:第8回授業の復習(1h)
9観光を考える:観光資源の分布とその特徴、観光統計を使った地域間比較、持続可能な観光を実践するには事前学習:若年層に対して有効な観光PRの方法を考える(1h)\n事後学習:第9回授業の復習(1h)
10地誌学:レスボス(ギリシャ)の自然と文化事前学習:ギリシヤについて調べる(1h)\n事後学習:第10回授業の復習(1h)
11酒田の地誌①自然編事前学習:酒田について調べる(1h)\n事後学習:第11回授業の復習(1h)
12酒田の地誌②人文社会編事前学習:酒田について調べる(2h)\n事後学習:第12回授業の復習(1h)
13授業まとめ:地理学的なものの見方・考え方事前学習:酒田について調べる(1h)\n事後学習:第13回授業の復習
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受講者の事前知識と進度により適宜変更する。

成績評価基準 授業中の小課題(30%),プレゼンテーション(30%),小論文・レポート(40%)
前提科目 人文地理学ab、自然地理学abを学習していることが望ましい
後継科目 人文地理学ab、自然地理学ab、地理学フィールドワーク
教科書 特に指定しない。
参考書 授業中に適宜紹介します。
その他・注意事項

・講義内で小課題やディスカッションを実施します。\n・場合によっては大学周辺で簡単なフィールドワークを行います。\n・受講生の多くに発言を求めますので積極的に参加してください。\n・オンライン授業となった場合は内容を一部変更します。

SDGs