AL形態 課題学習PBLグループW フィールドWプレゼンディベート 振り返り
  
教職 中学高校(公民) 高校(地歴)
  
地域に関する学習 地域区分学びの基本学習地域の背景学習 地域課題の認識地域課題の解決
庄内
他地域
社会福祉 社会福祉士社福任用
  
実務家文理横断
     
科目名
(英語名)
__科目名__ (__科目名(英語)__)
担当教員 呉 衛峰
開講時期 __開講時期__
科目ナンバー __科目ナンバー__
授業コード 4355
単位 __単位__
授業概要 近代日本文学における短編小説や詩を読み、具体的作品に即して文学鑑賞と作品分析の方法を講義する。今年度は夏目漱石の短編集『夢十夜』を中心に読む。同時に、毎回の講義で戦後中心に一つの文学批評理論を簡潔に紹介する。
到達目標 文学の教養を身につけるのみならず、言葉の魅力のメカニズムについて考えることを通じて、感性にたいする論理的分析能力を体得することを目指す。 
スキルの育成方法 各自が配布された文学作品を読み、それを読んだ上で、授業で習った文学の鑑賞法および分析法を用いて小レポートや期末レポートを書くことを通じて、作品の審美的効果や構造を分析するスキルを身につけ、文学と人間、文学と社会、文学と歴史との関係について考える。 
授業計画
授業内容事前事後学修内容・所要時間
1『夢十夜』「第1夜」。文学とは何か 「第1夜」の分析を復習(60分)、「第2夜」について予習。
2『夢十夜』「第2夜」。出発点としての新批評「第2夜」の分析を復習(60分)、「第3夜」について予習。
3『夢十夜』「第3夜」。受容理論と「期待の地平」「第3夜」の分析を復習(60分)、和歌と俳句について予習。
4日本詩歌の歴史(1):和歌と俳句 詩と小説和歌と俳句の流れを復習(60分)、近代詩について予習。
5日本詩歌の歴史(2):近代詩。構造主義と記号論近代詩の流れを復習(60分)、「第4夜」について予習。
6『夢十夜』「第5夜」。元型批判「第4夜」の分析を復習(60分)、「第5夜」について予習。 
7『夢十夜』「第6夜」。人物描写と視点「第5夜」の分析を復習(60分)、「第6夜」について予習。
8『夢十夜』「第7夜」。小説の構造「第6夜」(60分)、映画と文学の関係について予習。 
9映像化された文学作品:『オネーギン』:文学と映画映画と文学の関係について復習(60分)、「第7夜」について予習。 
10『夢十夜』「第7夜」。脱構築「第7夜」の分析を復習(60分)、「第8夜」について予習。
11『夢十夜』「第8夜」。文学と精神分析「第8夜」の分析を復習(60分)、「第9夜」について予習。 
12『夢十夜』「第9夜」。文学とジェンダー「第9夜」の分析を復習(60分)、「第10夜」について予習。
13『夢十夜』「第10夜」。文学の非本質性について「第10夜」の分析を復習(60分)、文学批評の流れを復習(60分)。
14期末課題

受講者の事前知識と進度により適宜変更する。

成績評価基準 授業参加と平時の小レポート、6割。期末レポート、4割。
前提科目
後継科目
教科書 メインテキストの夏目漱石「夢十夜」はネットの「青空文庫」で公開されているのでこちらでは用意しない。その他の授業内容はpdf資料として毎回の講義の前に配布する。 
参考書
その他・注意事項

単位を取得するには、10回以上の有効出席が必要である。 

SDGs