AL形態 課題学習PBLグループW フィールドWプレゼンディベート 振り返り
  
教職 中学高校(公民) 高校(地歴)
  
地域に関する学習 地域区分学びの基本学習地域の背景学習 地域課題の認識地域課題の解決
庄内
他地域
社会福祉 社会福祉士社福任用
  
実務家文理横断
     
科目名
(英語名)
__科目名__ (__科目名(英語)__)
担当教員 神田 直弥
開講時期 __開講時期__
科目ナンバー __科目ナンバー__
授業コード 4254
単位 __単位__
授業概要 道路交通は身近な移動の手段であるが、安全で安心な移動を実現する上では様々な課題がある。本講義では「交通事故の防止」と「車依存からの脱却」に焦点をあて、これらの実現に向けた取り組みについて概観する。最後にグループ単位でテーマを設定し、道路交通を取りまく諸問題の解決策について検討を行う。
到達目標 [1]交通行動に係る人間特性を理解している[2]モビリティ・マネジメントの意義や手法について理解している[3]自ら課題を設定し、解決に向けた方策を検討することができる
スキルの育成方法 グループワークや成果の発表を通して傾聴力、発信力、課題発見力、問題解決力、協働力、マネジメント力を育成する。
授業計画
授業内容事前事後学修内容・所要時間
1【事故①】導入・道路交通の特殊性と人間の行動特性 キーワード:ヒューマンエラーと違反、リスク知覚(SDGs3.6)【事後】交通事故を減らすためにはどうしたらよいか(1時間)
2【移動①】導入・高齢者の事故と移動 キーワード:高齢者の特性(SDGs11.2)【事後】高齢者が自由に移動できるようにするためにはどうしたらよいか(1時間)
3【事故②】危険な人を排除することで事故を減らせるか キーワード:事故傾向(SDGs3.6)【事後】事故多発者は免許を取り消すべきかどうか(1時間)
4【事故③】子供を事故から防ぐ キーワード:衝動性、コーチング、ミラーリング(SDGs3.6)【事後】子どもの交通安全教育を行うのは、家庭か、地域か、学校か(1時間)
5【事故④】環境改善による対策 キーワード:リスクホメオスタシス、運転行動の階層モデル(SDGs3.6)【事後】事故を減らすためには、安全な環境を作るべきか、危険な環境を作るべきか(1時間)
6【事故⑤】自動運転による事故防止 キーワード:状況認識、過信、オートメーションサプライズ(SDGs3.6)【事後】自動運転によりドライバーの行動はどのように変容するか(1時間)
7【移動②】自動車依存の影響 キーワード:スプロール化、温暖化、生活習慣病、大気汚染(SDGs11.2)【事後】地方都市における車利用削減に賛成か反対か(1時間)
8【移動③】公共交通の利用促進 キーワード:路線バス、デマンド交通、モビリティ・マネジメント(SDGs11.2)【事後】バスの利用を促進するためにはどうしたらよいか(1時間)
9【移動④】自転車利用の推進 キーワード:走行環境の整備、自転車活用推進法(SDGs11.2)【事後】自転車と自動車が共存するためにはどうしたらよいか(1時間)
10【移動⑤】都市計画による自動車に依存しないまちづくり キーワード:コンパクトシティ、立地適正化計画(SDGs11.2)【事後】グループワークのテーマを検討する(30分)
11グループワーク① 問題点と課題の整理【事後】先行研究や他地域の事例調査(2時間)
12グループワーク② 解決策の検討と発表資料作成【事後】発表資料の完成(2時間)
13グループワーク③ 成果発表【事後】最終レポートの作成(6時間)
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受講者の事前知識と進度により適宜変更する。

成績評価基準 コメントペーパー15%、復習課題(授業を通して考えたことを述べる)20%、発言5%、成果発表10%、最終レポート50%
前提科目
後継科目
教科書 指定しない。
参考書 「知の編集力ハンドブック」を利用する。
その他・注意事項

毎回の授業の後半にはグループワークを実施する(予定)。最終レポートは採点の上、フィードバックします。

SDGs