AL形態 課題学習PBLグループW フィールドWプレゼンディベート 振り返り
  
教職 中学高校(公民) 高校(地歴)
  
地域に関する学習 地域区分学びの基本学習地域の背景学習 地域課題の認識地域課題の解決
庄内
他地域
社会福祉 社会福祉士社福任用
  
実務家文理横断
    〇 
科目名
(英語名)
__科目名__ (__科目名(英語)__)
担当教員 加藤 嘉明
開講時期 __開講時期__
科目ナンバー __科目ナンバー__
授業コード 3451
単位 __単位__
授業概要  副題を「今後30年の日本、そして世界の姿」として開講します。国際政治、世界経済、人口・環境問題から産業構造まで、今後30年間に何が起こるか。分断と対立に直面する国際社会の課題を整理し、そのなかで日本が生き残るための道筋を考えます。変化の激しい時代にあって皆さんが世界の大きな潮流を読み取り、リスクを恐れず挑戦し、次の時代を切り開いていただきたいと願っています。 日本経済新聞社の各分野の専門記者が作成した資料をもとに解説します。
到達目標 ①社会を支えていく人材として、次代を切り開くための長期的な視座を身につける。\n②世界的な課題を自らの問題としてとらえ、国際人にふさわしい行動がとれるようにする。\n③各産業の将来性を読み取り、その仕事で働く意義を考えることで、職業選択の参考とする。
スキルの育成方法  授業が一方通行にならないよう随時、質問を投げかけ、周囲の数人で話し合ってもらうなど、講師と皆さんがともに考える機会にしたいと念じています。新聞社がかかわる授業として、わかりやすい文章の書き方も伝えていきます。 \n \n
授業計画
授業内容事前事後学修内容・所要時間
1総論「日本経済の課題」\n 失われた30年の間に世界で何が起きたか予習)新聞などでテーマの概要をつかんでおく\n復習)授業資料を再読し、考えを整理する(合計2時間)
2人口・環境・エネルギー①「少子高齢化と日本社会の活力」\n 労働力人口の減少に打つ手はあるか同上
3人口・環境・エネルギー②「地球環境の悪化と経済成長」\n 2050年カーボンニュートラルへの狭く険しい道のり同上
4人口・環境・エネルギー③「地政学で見るエネルギー転換」\n 石油の時代の終わりに再生可能エネルギーは間に合うか同上
5国際政治・世界経済①「米バイデン政権と新冷戦」\n 内なる分断を抱える米国は世界のリーダーを続けられるか同上
6国際政治・世界経済②「中国が狙う国際新秩序」\n 習近平氏が描く中華民族の偉大なる復興とは\n\n 同上
7国際政治・世界経済③「西進する成長センター」\n アジアから中東、そしてアフリカの時代は来るか同上
8国際政治・世界経済④「宗教・民族対立は乗り越えられるか」\n 世界最大人口となるイスラム圏を理解し融和するために同上
9グループ討論 「世界はよい方向へ向かっているのか」\n 国際社会の課題を提示し、グループごとに見解を発表する同上
10産業の国際化、スマート化①「ものづくり産業の将来」\n 日本の製造業はDX(デジタル・トランスフォーメーション)で復活できるか同上
11産業の国際化、スマート化②「SDGsが変える会社のあり方」\n 株主のための経営から社会のための経営へと自己変革できるか同上
12産業の国際化、スマート化③「所有から体験へ~消費行動の変容」\n モノを持つことにこだわらない時代。人々がお金を使う動機とは同上
13産業の国際化、スマート化 ④「ファッション産業は再び輝くか」\n 華やかさの裏で大量廃棄、低賃金労働を批判される服飾産業に未来はあるか同上
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受講者の事前知識と進度により適宜変更する。

成績評価基準  総合評価は1300字程度の期末レポートで決定します。評価基準は①授業の理解度、②受講者自身の視点・提言、③文章の構成・展開——の3点で、とくに②を重視します。学期中盤のグループ討論で特筆すべき内容を発表したグループには別枠で加点します。
前提科目 なし
後継科目 なし
教科書  教科書は使用しません。日本経済新聞、日経産業新聞、日経MJ、Nikkei Asiaなどの掲載記事を資料として使います。いずれも各回の講師が用意します。
参考書  日経電子版の有料コンテンツが1カ月間、無料で閲覧できるIDを配布します。予習・復習に活用していただきますが、有料会員になることを推奨するものではありません。
その他・注意事項

 最新の情勢を取り入れるため、授業の内容や順番を変更することがあります。

SDGs