科目名 (英語名) |
__科目名__
(__科目名(英語)__) |
担当教員 |
梅木 仁 |
開講時期 |
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科目ナンバー |
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授業コード |
3353 |
単位 |
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授業概要 |
教育の目的である「人格の完成」を目指す上で大きな役割を担うのが、「特別活動」である。本講座では、2017年改訂『学習指導要領』に基づき、集団や自己の向上を図るための話し合い活動を通し、自主的・実践的な態度を育むための「特別活動」の指導の在り方について考察する。時に演習形式を用い、意見発表し合うことにより、自己教育力の変容を期するとともに、学校現場での先駆的な実践に触れさせ、理解を深めさせる。 |
到達目標 |
「特別活動」の学校教育における意義を理解し、教員の果たす役割について表現できる。また、授業毎に自分の考えをノートに記録・表出し、必要によって互いの意見を発表し合いながら、自己の指導力をより高める。 |
スキルの育成方法 |
『学習指導要領』の読解、諸課題に対する論理的意見文の実作、「特別活動」の現状分析とあるべき姿について提言等を行うとともに、提示された課題に基づく指導計画や指導案を作成し、授業実践できるスキルを身に付ける。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | 学校に活力を吹き込む「特別活動]]の意義と役割 | 特別活動の教育課程上の位置づけを明確にするとともに、その特質に迫る。(1時間) |
2 | 「特別活動」の目標から見える基本的な性格(特質) | 新「要領」における特別活動の目標を読み解きながら、その特質を捉える。(1時間) |
3 | 「特別活動」の各活動・学校行事の目標及び内容①\n(学級活動) | 新「要領」の改善ポイントを明らかにし、「学級活動」の内容を理解し、指導法を考える。(1時間) |
4 | 「特別活動」の各活動・学校行事の目標及び内容②\n(生徒会活動) | 新「要領」の改善ポイントを明らかにし、「生徒会活動」の内容を理解し、指導法を考える。(1時間) |
5 | 「特別活動」の各活動・学校行事の目標及び内容①\n(学校行事) | 新「要領」の改善ポイントを明らかにし、「学校行事」の内容を理解し、指導法を考える。(1時間) |
6 | 「特別活動」指導案及び活動計画案の作成[演習] | 学級活動指導案、生徒会活動案、学校行事計画案を作成する。(4時間) |
7 | 各自作成した「特別活動」指導案及び活動計画案の発表[演習] | 各自作成した特別活動指導案及び活動計画案を発表し、自己評価と相互評価を行う。(30分) |
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受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
①講義中に提示される課題追究への姿勢及びグループワークでの協働性・リーダーシップ(4割) \n②毎回実施の自己評価(1割) ③各テーマに関する課題提出と自己評価・相互評価(2割)\n④各自作成の指導案及び活動計画案の作成と発表(3割) |
前提科目 |
教職入門、教育心理学、教育課程の編成と教育の方法 |
後継科目 |
生徒指導概論、教育相談の理論と方法、総合学習指導法 |
教科書 |
特になし。その都度講義の要旨レジュメや関係資料、プレゼンで使用したのスライドを配布する。ファイル等を準備し、必要に応じて取り出せるように丁寧に綴じておくこと。 |
参考書 |
中学校『学習指導要領解説 特別活動編』(文部科学省 平成29年度改訂) |
その他・注意事項 |
各自の中・高等学校時代の「特別活動」の経験について実例として紹介し合うので、当時を振り返ってまとめておくことを望む。
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