科目名 (英語名) |
__科目名__
(__科目名(英語)__) |
担当教員 |
神田 直弥 |
開講時期 |
__開講時期__ |
科目ナンバー |
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授業コード |
2420 |
単位 |
__単位__ |
授業概要 |
地方都市では日常の移動における自動車の分担率が高く、自動車が運転できない人や免許を返納した人は移動の制約が高まるという問題がある。本演習では日常の移動に係る諸問題を取り上げ、安全で誰もが自由に移動できるような社会を実現するためにはどうしたらよいのかを考えるきっかけとする。本年度のテーマは(1)自転車は車道と歩道のどちらを走るべきか、(2)公共交通の利用を促進するためにはどうしたらよいか、の2つとし、これらの学修を通して、議論の方法やレポートの書き方等、今後の大学生活を送る上で必須となる力を獲得する。 |
到達目標 |
・感想文とレポートの違いを理解し、正しくレポートを書くことができる\n・グループワークの方法を理解し、他者と協力して作業を行うことができる\n・移動に伴う諸問題にについて理解を深め、自分なりの意見を形成することができる |
スキルの育成方法 |
・レポート作成を通して文章表現力を育成する\n・発表機会を複数設けることを通して発信力を育成する\n・グループワークにおける意見交換を通して批判的思考力を育成する |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | アイスブレイク・アドバイザー面談\n自転車がどこを走ればよいか迷う事例(導入) | 【事後】自転車が走行方法を迷う事例の検討(1時間) |
2 | プレゼンテーションに関するゲーム\nプレゼンテーションとスピーチの違い\n1分間プレゼン(自転車はどこを走るべきか) | 【事前】1分間プレゼンの準備(1時間)\n【事後】良いプレゼンテーションについて自分なりに整理(1時間) |
3 | 三角ロジックを用いた主張の方法\n「自動車」「自転車」「歩行者」の主張の検討\n事故統計の確認 | 【事前】「自動車」「自転車」「歩行者」の主張の検討(1時間)\n【事後】三角ロジックの他場面での活用(1時間) |
4 | 事故統計の確認\n図書館ツアー\n論文検索\nレジュメ作成の方法 | 【事前】事故統計の検索(1時間)\n【事後】図書館の利用(1時間) |
5 | レジュメに基づく発表\nレポート作成の方法 | 【事前】 レジュメの作成(2時間)\n【事後】 発表内容の復習(1時間) |
6 | 近年の電動キックボードの動向と乗車体験 | 【事後】電動キックボードの危険性・有効性の検討(1時間) |
7 | レポートの発表と添削 | 【事前】レポート作成(3時間)\n【事後】添削結果の確認(1時間) |
8 | 地方都市における公共交通の状況 | 【事前】出身地の公共交通の運行状況について(1時間)\n【事後】公共交通の利用促進の方法を考える(1時間) |
9 | MaaS・公共交通の自動運転の状況について | 【事前】MaaSに関する事前配布資料に目を通す(1時間)\n【事後】MaaSや公共交通の自動運転の状況に関する事例を探す(1時間) |
10 | MaaSの取り組みに関する輪読(1) 富山市他 | 【事前】輪読のレジュメ作成(3時間)\n【事後】庄内地域におけるMaaS活用の事例検討(1時間) |
11 | MaaSの取り組みに関する輪読(2) 京丹後市他 | 【事前】輪読のレジュメ作成(3時間)\n【事後】庄内地域におけるMaaS活用の事例検討(1時間) |
12 | ブレーンストーミング、カード整理法の方法\nMaaS活用の事例検討 | 【事前】レポート作成(3時間)\n【事後】庄内地域におけるMaaS活用の事例検討(1時間) |
13 | レポートの発表と添削 | 【事後】添削結果の確認(1時間) |
14 | | |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
レポート2回(各3割)。ルーブリック(5段階評価の表)を用いた評価を行う(評価基準を事前に提示する)。\nレジュメ2回(各1割)。授業への取り組み状況(2割)。 |
前提科目 |
なし |
後継科目 |
都市と交通 |
教科書 |
指定しない |
参考書 |
森口将之. MaaSが地方変える 地域交通を持続可能にする方法. 学芸出版社. 2021 |
その他・注意事項 |
提出したレポートは添削してフィードバックする。
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