AL形態 課題学習PBLグループW フィールドWプレゼンディベート 振り返り
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教職 中学高校(公民) 高校(地歴)
  
地域に関する学習 地域区分学びの基本学習地域の背景学習 地域課題の認識地域課題の解決
庄内
他地域
社会福祉 社会福祉士社福任用
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実務家文理横断
     
科目名
(英語名)
__科目名__ (__科目名(英語)__)
担当教員 澤邉 みさ子
開講時期 __開講時期__
科目ナンバー __科目ナンバー__
授業コード 1159
単位 __単位__
授業概要  公的扶助とは、国家の責任で生活困窮者の生活を保障する仕組みである。本講義では、まず現代の貧困問題とそれに向き合う公的扶助の理念と意義について理解を深める。次に、貧困の実態と歴史、わが国における公的扶助の中心的制度である生活保護制度の基礎的な知識、及び低所得者支援の制度について学んだ上で、貧困に対する支援の実際について学ぶ。 
到達目標 1.生活保護制度・低所得者支援についての基礎的な知識を習得する。\n2.資料を通して、生活保護制度をはじめとする低所得者支援の課題について考えられるようにする。 
スキルの育成方法 資料(統計、新聞記事、映像資料等)を用いて「日本の動きへの関心」を養いつつ、公的扶助の歴史、制度の説明、背景にある考え方等について理解する。その上で、ミニレポートの作成や課題への記述によって授業の振り返りを行い、貧困問題と低所得者支援における課題について考える(課題発見力)。また、ミニレポートや課題、定期試験の論述問題を通して文章表現力、情報収集力、論理的思考力を身に付ける。
授業計画
授業内容事前事後学修内容・所要時間
1貧困問題と公的扶助—貧困の概念と公的扶助の概念、現代における公的扶助の役割と意義貧困についての新聞記事を探す(1時間)
2貧困状態にある人の生活実態とこれを取り巻く社会環境ミニレポートの作成(3時間)
3貧困と公的扶助の歴史(1)欧米の公的扶助の歴史プリントの内容に沿った復習(2時間)
4貧困と公的扶助の歴史(2)日本の公的扶助の歴史プリントの内容に沿った復習(2時間)
5生活保護の目的及び基本原理、原則プリントの内容に沿った復習(2時間)
6保護の種類と内容/被保護者の権利と義務ミニレポートの作成(3時間)
7生活保護基準と最低生活水準の内容プリントの内容に沿った復習(2時間)
8生活保護制度の動向プリントの内容に沿った復習(2時間)
9低所得者支援ミニレポートの作成(3時間)
10生活困窮者自立支援制度/貧困に対する支援における専門職の役割プリントの内容に沿った復習(2時間)
11貧困に対する支援における組織及び団体の役割/財源・予算プリントの内容に沿った復習(2時間)
12貧困に対する支援の実際—社会福祉士の役割と支援の視点・基本姿勢プリントの内容に沿った復習(2時間)
13貧困に対する支援の課題/講義内容のまとめプリントの内容に沿った復習(2時間)\n講義全体の復習(1時間)
14定期試験定期試験のための復習(2時間)

受講者の事前知識と進度により適宜変更する。

成績評価基準 毎回の課題:10%、ミニレポート:30%、定期試験:60%
前提科目
後継科目
教科書 教科書は使用しません。
参考書 日本ソーシャルワーク教育学校連盟(編)『貧困に対する支援』中央法規出版、2021年\n岡部卓・新保美香・志村久仁子『貧困に対する支援』全国社会福祉協議会、2022年 
その他・注意事項

・定期試験の解答用紙は採点後、返却します。\n・ミニレポートの出題回は、変更する場合もあります。\n・貧困は、豊かになった現代においても私達の身近になる問題です。この授業を通して、貧困への支援はどうあるのが良いのかについて一緒に考えていきましょう。授業中の質問や授業内容に対する意見・感想を歓迎します。 

SDGs