科目名
(英語名) |
企業法務
(Business Laws & Regulations) |
| 担当教員 |
小出 隼人 |
| 開講時期 |
春学期 |
| 科目ナンバー |
BIZ244 |
| 授業コード |
9906 |
| 単位 |
2 |
| 授業概要 |
企業の一員として働くにあたって、どのような法的視点を持つべきかということを目的に、ビジネスと関わりが深い民事法(主に民法)を中心に授業を行います。特に、企業、従業員等の民事責任について事例問題も交えつつ授業を行っていきます。 |
| 到達目標 |
ビジネスにおいて想定される法的問題について、法律を用いて考えることができるようになること。 |
| スキルの育成方法 |
毎回の授業で配布するレジュメを使用し、知識の定着を図ります。企業の一員として求められる法的視点を得るために、授業の後半では事例問題、判例を題材にして、実践的な問題を考える機会を設け、それについて解説する。 |
| 授業計画 |
| 回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
|---|
| 1 | イントロダクション(ビジネスリスクと私法の役割) | （事前事後学習）予習・復習ペーパー（１２０分） |
| 2 | 企業と従業員(1契約・法律行為、2権利能力、意思能力、行為能力、法人) | （事前事後学習）予習・復習ペーパー（１２０分） |
| 3 | ビジネスで扱われる権利の性質・手段(物権と債権) | （事前事後学習）予習・復習ペーパー（１２０分） |
| 4 | ビジネスにおける契約の役割?−契約はどのように有効に成立するか(契約の成立要件と契約の分類)− | （事前事後学習）予習・復習ペーパー（１２０分） |
| 5 | ビジネスにおける契約の役割?−契約はどのような場合に有効に成立しないか(心裡留保、虚偽表示、錯誤、詐欺・強迫等々) | （事前事後学習）予習・復習ペーパー（１２０分） |
| 6 | ビジネスにおける債権者の救済手段?−強制履行、損害賠償− | （事前事後学習）予習・復習ペーパー（１２０分） |
| 7 | ビジネスにおける債権者の救済手段?−解除、契約不適合− | （事前事後学習）予習・復習ペーパー（１２０分） |
| 8 | ビジネスにおける権利の確保(債権回収、物的担保と人的担保) | （事前事後学習）予習・復習ペーパー（１２０分） |
| 9 | ビジネスと不法行為(1)−どのような場合に不法行為責任を負うのか(成立要件、効果)− | （事前事後学習）予習・復習ペーパー（１２０分） |
| 10 | ビジネスと不法行為(2)−特殊な不法行為− | （事前事後学習）予習・復習ペーパー（１２０分） |
| 11 | ビジネスに関わる特別法?(消費者法、労働法) | （事前事後学習）予習・復習ペーパー（１２０分） |
| 12 | ビジネスに関わる特別法?(知的財産法) | （事前事後学習）予習・復習ペーパー（１２０分） |
| 13 | 全体のまとめ | （事前事後学習）予習・復習ペーパー（１２０分） |
| 14 | | |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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| 成績評価基準 |
成績の評価はレポート（１００％）によります。企業活動において想定される法的問題について、企業にどのような法的リスクがあったか、どのように対応すべきかといった課題を設定する予定です。 |
| 前提科目 |
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| 後継科目 |
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| 教科書 |
教科書は使用しない。毎回の授業でレジュメを配布します。 |
| 参考書 |
民事法入門(第8版)、野村豊弘、ISBN 978-4-641-22136-9 |
| その他・注意事項 |
受講者の事前知識や進度により講義内容は適宜変更する場合がある。毎回の講義で配布される課題等については適宜授業内でフィードバックを行う。
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