科目名 (英語名) |
プロジェクト型応用演習2 (国民年金加入行動啓発PJ2021)
(Project Based Seminar 2) |
担当教員 |
阿部 公一 |
開講時期 |
春学期 |
科目ナンバー |
ASC322 |
授業コード |
5406 |
単位 |
2 |
授業概要 |
20歳になったら国民年金に加入しなければなりませんが、関心の弱い学生も多いようです。どうやら、公的年金に関する学習機会が少ないことも要因のようです。年金広報政策の視点から、若年期に学習する機会を与えることが重要であると考えています。そこで、本年度においては、小中学生にまでターゲットを広げて、国民年金を自分事化して捉えられるようなデジタル年金紙芝居や学習用教材の制作を試みます。 |
到達目標 |
成果物として、デジタル年金紙芝居や学習用教材を完成させます。さらに、令和の年金広報コンテストに応募したり、YouTubeにアップロードすることにより、社会に情報発信します。 |
スキルの育成方法 |
個人及びチームで成果物を制作していく過程を通じて、特に、リーダーシップの構成要素となるスキルを養成していきます。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | 本演習の方針、チーム編成等 | 無料の編集ソフトを探してダウンロードしてくる/先輩が制作した作品を視聴してくる(事前学修6時間) |
2 | 個人及びチームごとに、デジタル紙芝居、学習用教材、実写動画のうち、どれを制作するのかを検討する | 制作方法や編集方法に関して調べてくる(事前学修6時間) |
3 | アンケート調査等から、ターゲットに応じた広報内容を検討する | ターゲットに応じた広報内容を決定し、専門用語の使い方を確認してくる(事後・事前学修6時間) |
4 | 広報内容に取り入れる専門用語と発信内容を確認する | 次回に向けて、各自でシナリオを構想してくる(事前学修8時間) |
5 | 個人及びチームでシナリオを構想する/著作権及び肖像権を確認する | シナリオを完成させ、次回発表の準備を進めてくる(事後・事前学修10時間) |
6 | 構想したシナリオを発表することにより、専門用語の正確な使い方、取り入れるべき情報を確認する | 追加修正によりシナリオを完成させ、絵コンテを構想してくる(事後・事前学修12時間) |
7 | 構想したシナリオから、映像制作のための絵コンテを作成する | 絵コンテを完成させ、制作にとりかかる準備をしてくる(事後・事前学修10時間) |
8 | 個人及びチームでシナリオと絵コンテに基づいて、制作を開始する | 制作を進めてくる(事後・事前学修12時間) |
9 | 個人及びチームでの作業を継続する | 継続して制作を進め、次回発表の準備を進める(事後・事前学修12時間) |
10 | 途中経過発表により、修正点を確認する | 修正点を確認し、次回に向けてほぼ完成させてくる(事後・事前学修20時間) |
11 | 修正作業を含めて作業を完成させる | 作品を完成させ、プレ発表会に向けた準備を進める(事後・事前学修20時間) |
12 | プレ発表会による修正箇所を確認する | 修正を加えて作品を完成させ、発表会の準備をしてくる(事後・事前学習20時間) |
13 | 発表会 | 修正箇所を指摘された場合、修正して作品を完成させる(事後学修30時間) |
14 | | |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
|
成績評価基準 |
(1)毎回の本演習に対する積極的な参加の度合いと発表(5割)、(2)提出された作品である成果物(5割)により評価します。 |
前提科目 |
|
後継科目 |
|
教科書 |
特に使用しません。 |
参考書 |
これまでに制作した動画を参照してください。 |
その他・注意事項 |
(1)「国民年金加入行動啓発プロジェクト」、「年金教育用動画」、「年金ディベート道場」のキーワードをweb検索してみてください。(2)本演習では、編集作業を必須とすることから、ノートパソコンを所有している方に履修をお勧めします。
|