AL形態 課題学習PBLグループW フィールドWプレゼンディベート 振り返り
  
教職 中学高校(公民) 高校(地歴)
  
地域に関する学習 地域区分学びの基本学習地域の背景学習 地域課題の認識地域課題の解決
庄内
他地域
社会福祉 社会福祉士社福任用
  
実務家文理横断
    ○ 
科目名
(英語名)
日経講座:デジタル化で加速する世界の変容 ()
担当教員 加藤 嘉明
開講時期 春学期
科目ナンバー
授業コード 5402
単位 2
授業概要 1990年のwww公開以降、デジタル化の進展でわたしたちのくらしは大きく変わっています。買い物がスマホひとつで済んで便利になる一方、所得の格差やプライバシーなどの問題も起きています。人類史に残る大変革の時代を皆さんはどう生きていくのか。日本経済新聞社の論説委員、編集委員らベテラン記者が交代で登壇し、政治、経済、産業、社会の各分野についてインターネット社会の課題解決の道筋を考えます。
到達目標 社会を支えていく人材として世界と日本のデジタル化の方向、強さ、速さを読み取り、次の時代を切り開くための長期的な視座を身につけます。さまざまな業種、業界のデジタル対応を学ぶことで、将来の職業選択の参考にすることも企図しています。
スキルの育成方法 授業が一方通行にならないよう、随時質問を投げかけるなど講師と皆さんがともに考える機会にしたいと念じています。海外の事例を多く取り上げ、デジタル化と並ぶもうひとつの潮流であるグローバル化を意識した内容とします。新聞社が担当する授業として、わかりやすい文章の書き方も伝えていきます。
授業計画
授業内容事前事後学修内容・所要時間
1デジタル社会・総論 ①データエコノミーの光と影 21世紀の石油はわたしたち予習)新聞などでテーマの概要をつかんでおく復習)授業資料を再読し、考えを整理・確認する(合計2時間)
2デジタル社会・総論 ②データサイエンスはどこまで進歩するか データ技術は人智を超えるか。社会科学とどう連携していくか同上
3デジタル化と世界経済 ①GAFAの実態とビジネスモデル 支配の実相。巨人誕生から成熟まで同上
4デジタル化と世界経済 ②デジタルと国家と規制と データ流通の世界ルールは可能か同上
5デジタル化と世界経済 ③仮想通貨とフィンテック 新たな経済圏の出現。国民経済は消失するか同上
6デジタル化と国際政治 ①ゆがむ民意 民主制の変質、世論操作の危険同上
7デジタル化と国際政治 ②デジタル覇権争う米中 新冷戦のゆくえ。そのとき日本、欧州は同上
8デジタル化と産業 ①変わるリーディング産業の条件 車からIT、そして10年後は?同上
9デジタル化と産業 ②デジタル時代の個人消費 キャッシュレス化、無人店舗、データマーケティング同上
10デジタル化と産業 ③DXと経営の新潮流 SDGs、ESG、XaaS、VUCAなどの視点で会社のあり方を考える同上
11デジタル化と産業 ④メディアはどこへ行く デジタルメディアと新聞・テレビ〜真に役に立つ情報を得るために同上
12デジタル化と市民生活 ①AIは仕事を奪うか〜働き方の変質 消える仕事、生まれる仕事同上
13デジタル化と市民生活 ②値踏みされる個人の価値 新たな格差、監視社会、プライバシーと表現の自由同上
14デジタル化と市民生活 ③行政のデジタル化と地域社会 デジタル庁の成否/Society5.0と地域の将来同上

受講者の事前知識と進度により適宜変更する。

成績評価基準 毎回の授業の最後に1回5問程度、4者択一式の小テストを実施します。学期末には1300字程度の期末レポートを提出していただきます。期末レポートの評価基準は①授業の理解度、②受講者自身の視点・提言の有無、③文章の構成・展開の3点で、とくに②を重視します。総合評価は小テスト30%、期末レポート70%とします。
前提科目 なし
後継科目 なし
教科書 教科書は使用しません。日本経済新聞、日経産業新聞、日経MJ、Nikkei Asiaなどの掲載記事を資料として随時使用します。いずれも講師が用意します。
参考書 日経電子版の有料コンテンツが1カ月間、無料で閲覧できるIDを配布します。予習・復習に活用していただきますが、有料会員になることを推奨するものではありません。
その他・注意事項

授業は4/16〜8/6の休講日を除く毎金曜4時限です。毎回の授業開始から10分後をめどに小テストの回答用紙を配布します。テストは講師の解説、質疑が終わってから記入していただき、その場で回収します。回答用紙の提出をもって出席1回にカウントします。

SDGs