科目名 (英語名) |
相談援助の理論と方法b
(Theory and Method of Social Work (b)) |
担当教員 |
鎌田 剛 |
開講時期 |
春学期 |
科目ナンバー |
CBC212 |
授業コード |
5203 |
単位 |
2 |
授業概要 |
相談援助の展開過程と、各過程において用いられる技術について学ぶ。 |
到達目標 |
さまざまな対象領域に共通する相談援助の展開過程を理解し、相談を軸とするソーシャルワークの方法についての“枠組み”を形成する。 |
スキルの育成方法 |
理論的な視点からの講義とミニケースの事例検討を組み合わせ、繰り返す。これにより到達目標である“枠組み”を固める。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | 相談援助の展開過程概論 | 授業内容に関する予習(2時間) |
2 | 展開過程1:ケースの発見、インテーク、アセスメント | 事例の資料にあたり、復習する(2時間) |
3 | 展開過程2:プランニング、支援の実施 | 〃 |
4 | 展開過程3:モニタリング、再アセスメント、効果測定・評価、終結 | 〃 |
5 | 予防的対応とサービスの開発 | 〃 |
6 | アウトリーチの技術 | 〃 |
7 | 契約の技術 | 〃 |
8 | アセスメントの技術 | 〃 |
9 | 介入の技術 | 〃 |
10 | モニタリング、再アセスメント、効果測定・評価、終結の技術 | 〃 |
11 | 面接技術 | 〃 |
12 | 記録の技術,ICT | 〃 |
13 | 授業全体のふりかえり(相談援助の展開過程の理解を問う論述式のレポート,授業時間内に実施) | |
14 | 期末試験(知識を問う穴埋めや選択式の問題中心) | |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
・ コメントペーパーに対して補足や解説を加えるなどし、双方向の授業を実施する。|・ 評価は13回目に実施するレポート(40%)、期末試験(60%)により判断する。 |
前提科目 |
相談援助の理論と方法a |
後継科目 |
相談援助の理論と方法c |
教科書 |
資料を配布する |
参考書 |
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その他・注意事項 |
社会福祉士国家試験受験資格取得志望者による履修が望ましい。それ以外の学生については、福祉関係の他の科目の知識がないと理解が進まない恐れがある。社会福祉士として他人の命や人生に責任を持つことのできる人物を育てるため、遅刻・欠席・提出物遅滞は一切認めず、これらについて問題がある場合は厳正に対処する。
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