AL形態 課題学習PBLグループW フィールドWプレゼンディベート 振り返り
  
教職 中学高校(公民) 高校(地歴)
  
地域に関する学習 地域区分学びの基本学習地域の背景学習 地域課題の認識地域課題の解決
庄内
他地域
社会福祉 社会福祉士社福任用
  
実務家文理横断
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科目名
(英語名)
風景のデザインb 【A2】 (Landscape Design (b))
担当教員 温井 亨
開講時期 秋学期
科目ナンバー CDT252
授業コード 5157
単位 1
授業概要 建築史と庭園史の入門です。前半はヨーロッパを、後半は日本を扱います。文学や美術、音楽は、高校までに親しむ機会がありました。しかし建築や庭は、これまで接したことがないと思うかも知れませんが、実は皆さんの暮らしの場として一番身近なものです。他の芸術と違い、内部を歩き廻れるのも特徴で、それは楽しい経験ですから観光の中心となっています。他の科目と違い感性が大事です。感性を磨いてください。そしてまずは好きな建築か庭を見つけてください。スライドを使って進めますので前の方に座るように! 
到達目標 社寺などの建築や庭について、そこの故事来歴ではなく、建築や庭そのものの形態や空間的特徴に即してその魅力を感じ取り解説できるようになること。日欧の建築や庭について、時代と様式、その背景にある経済社会、時代精神について、理解すること。以上はミシュランなど海外の観光ガイドブックの基本内容でもあり、また海外の人たちには基本的な教養となっています。 
スキルの育成方法 授業を補足する小レポート課題を出しますので、図書館等で調べ、具体的に建築や庭の写真や図面を見て、また設計者についての解説を読んで考えて下さい。授業は端緒にすぎません。本を読むことが大事です。そこで読書課題を出します。また、建築と庭のカルタをつくりました(表に写真、裏に名称、時代、設計者など)。英単語を覚えるようにだいたい記憶したら、友達とのカルタ遊びで覚えてください。 
授業計画
授業内容事前事後学修内容・所要時間
1ヨーロッパの建築と庭園(古代ギリシャ、ローマ)小レポート1時間、読書課題4時間、カルタ1時間(事後学習) 
2ヨーロッパの建築と庭園(ロマネスクからルネサンス)小レポート1時間、読書課題4時間、カルタ1時間(事後学習)
3ヨーロッパの建築と庭園(マニエリスモとバロック)小レポート1時間、読書課題4時間、カルタ1時間(事後学習)
4日本の建築と庭園(古代)読書課題8時間、カルタ1時間(事後学習)
5日本の建築と庭園(中世)小レポート1時間、カルタ1時間(事後学習)
6日本の建築と庭園(近世)カルタ2時間(事後学習)
7振り返り。まとめ(試験)。試験準備(事前学習)6時間 
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受講者の事前知識と進度により適宜変更する。

成績評価基準 小レポート1、読書レポート1、試験(主としてカルタ、年表から出題)2の割合で合算する。授業の欠席は減点。
前提科目 |日本史a、日本史b、西洋史a、西洋史b、風景のデザインa(後から取っても良い)
後継科目 英国庭園文化論、地域観光資源論 
教科書
参考書 フレッチャー『フレッチャー図説世界建築の歴史大事典:建築・美術・デザインの変遷』西村書店、『図説世界建築史1〜16巻』本の友社、早川正夫『庭(日本の美術別巻)』平凡社、タウト『日本美の再発見』岩波新書、他。授業中にリスト配布。
その他・注意事項

休暇中に奈良や京都に行って建築と庭を実際に見てください。将来はヨーロッパに行って、建築や庭園、都市を経験してください。なお、本講義は学問的視点(建築史、造園史)に加え、実務経験(建築設計事務所と都市計画事務所で、その後大学に移ってからの設計や計画の実務、まちづくり、町並み保存活動の実践)からの視点を加味して行います。

SDGs