科目名 (英語名) |
プロジェクト型応用演習1 (国際会議のシミュレーション・ゲーミング)
(Project Based Seminar 1) |
担当教員 |
玉井 雅隆 |
開講時期 |
秋学期 |
科目ナンバー |
ASC321 |
授業コード |
4553 |
単位 |
2 |
授業概要 |
国際関係における「パクス・アメリカーナ(アメリカによる平和)」の在り方に関して、シミュレーション・ゲーミングを通じて理解を深める。|唯一の超大国アメリカと、同盟国、非同盟国、敵対国。アメリカ以外の全ての国の軍事力をあわせてもアメリカと互角に戦うことができるかどうか、分からないほどアメリカは強い。もしアメリカ以外の国が核兵器をもっていなかったら、アメリカは核兵器を用いるだろうか。|以上の点に関して、藤子不二雄『ドラえもん』の登場人物になりきって学んでいく。 |
到達目標 |
各アクターの動きを理解することで、国際政治と核抑止、平和に関して理解を深める。また、同じような状況にある北東アジア地域へのインプリケーションに関しても考察することができる、 |
スキルの育成方法 |
ゲーミングを通じて、協調力、交渉力、発信力を養う。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | ガイダンス:シミュレーション・ゲーミングとは | シミュレーション・ゲーミングに関して調べてくる(2時間) |
2 | 講義:国際政治理論1 | 講義内容に関して、配布資料について調べてくる(2時間) |
3 | 講義:国際政治理論2(核抑止) | 講義内容に関して、配布資料について調べてくる(2時間) |
4 | 講義:軍縮交渉 | 講義内容に関して、配布資料について調べてくる(2時間) |
5 | 担当国の決定|ジャイアン(アメリカ)、スネ夫(日本)、のび太(モナコ)、しずかちゃん(スイス)、ドラえもん(フランス) | 担当国について調べてくる(2時間) |
6 | 担当国の調査報告1:担当者ごとの打ち合わせ | 担当国について調べてくる(2時間) |
7 | ゲーミングの実施(1回目) | ゲーミングに関して振り返りをする(2時間) |
8 | ゲーミングの実施(1回目) | ゲーミングに関して振り返りをする(2時間) |
9 | |担当国の調査報告2:担当者ごとの打ち合わせ|(1回目のゲーミングとは違う登場人物になってもらいます) | 担当国について調べてくる(2時間) |
10 | ゲーミングの実施(2回目) | ゲーミングに関して振り返りをする(2時間) |
11 | ゲーミングの実施(2回目) | ゲーミングに関して振り返りをする(2時間) |
12 | ゲーミングの振り返り(1回目) | ゲーミングに関して振り返りをする(2時間) |
13 | 振り返り・成果報告会:これまでのゲーミング結果をまとめる。 | 二回してみたゲーミングに関して振り返る(2時間) |
14 | | |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
グループワークにおける貢献度(4割)、成果報告会の報告(3割)、最終レポート(3割)。 |
前提科目 |
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後継科目 |
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教科書 |
適宜資料を配布する。 |
参考書 |
近藤 敦 (著, 編集), 豊田 祐輔 (著, 編集), 吉永 潤 (著, 編集), 宮脇 昇 (著, 編集), 玉井 良尚 (著)『大学の学びを変えるゲーミング』晃洋書房、 2020年。| |
その他・注意事項 |
国際関係に興味のある学生の参加を歓迎する。なおゲーミングに関しては説明するので、したことのない学生も大いに歓迎する。ただし、やる気のない学生、フリー・ライダー(学ぶ意欲のない学生)に関しては評価の対象としない。
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