科目名 (英語名) |
プロジェクト型応用演習2 (国際会議のシミュレーション・ゲーミング)
(Project Based Seminar 2) |
担当教員 |
玉井 雅隆 |
開講時期 |
春学期 |
科目ナンバー |
ASC322 |
授業コード |
4509 |
単位 |
2 |
授業概要 |
国際関係における「国際会議」の在り方に関して、シミュレーション・ゲーミングを通じて理解を深める。|なお、本演習での概要は以下のとおりである。|冷戦期のCSCEでは、東西両陣営と中立国が安全保障面を巡り会議を行っていた。|このシミュレーション・ゲーミングでは、参加者は西側諸国(アメリカ、イギリス、フランス、西ドイツ)、東側諸国(ソ連、ポーランド、東ドイツ)及び中立国(オーストリア)のアクターに分かれて、それぞれの立場で会議の成功を図り自国の目的を達成すべく、会議を重ねる。 |
到達目標 |
各アクターの動きを理解することで、冷戦期の国際政治に関して理解を深める。また、同じような状況にある北東アジア地域へのインプリケーションに関しても考察することができる、 |
スキルの育成方法 |
ゲーミングを通じて、協調力、交渉力、発信力を養う。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | ガイダンス:シミュレーション・ゲーミングとは | シミュレーション・ゲーミングに関して調べてくる(2時間) |
2 | 講義:冷戦史1 | 講義内容に関して、配布資料について調べてくる(2時間) |
3 | 講義:冷戦史2 | 講義内容に関して、配布資料について調べてくる(2時間) |
4 | 講義:CSCEプロセス | 講義内容に関して、配布資料について調べてくる(2時間) |
5 | 担当国の決定|西側:アメリカなど8カ国|東側:ソ連など6カ国|中立:オーストリア(司会)、スイスなど4カ国|★国に関しては参加者の人数に従って増減する。 | 担当国について調べてくる(2時間) |
6 | 担当国の調査報告1:国ごとの打ち合わせ | 担当国について調べてくる(2時間) |
7 | 担当国の調査報告2:陣営内での打ち合わせ | 担当国について調べてくる(2時間) |
8 | 担当国の調査報告3:陣営内での打ち合わせ | 担当国について調べてくる(2時間) |
9 | シミュレーション・ゲーミング①ー1:実際にゲーミングを実施(1975‐1980) | ゲーミングに関して振り返りをする(2時間) |
10 | シミュレーション・ゲーミング①ー2:実際にゲーミングを実施(1980-1989) | ゲーミングに関して振り返りをする(2時間) |
11 | シミュレーション・ゲーミング②ー1:実際にゲーミングを実施(1975‐1980) | ゲーミングに関して振り返りをする(2時間) |
12 | シミュレーション・ゲーミング②ー2:実際にゲーミングを実施(1980-1989) | ゲーミングに関して振り返りをする(2時間) |
13 | 振り返り・成果報告会:これまでのゲーミング結果をまとめる。 | 二回してみたゲーミングに関して振り返る(2時間) |
14 | | |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
グループワークにおける貢献度(4割)、成果報告会の報告(3割)、最終レポート(3割)。 |
前提科目 |
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後継科目 |
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教科書 |
適宜資料を配布する。 |
参考書 |
近藤 敦 (著, 編集), 豊田 祐輔 (著, 編集), 吉永 潤 (著, 編集), 宮脇 昇 (著, 編集), 玉井 良尚 (著)『大学の学びを変えるゲーミング』晃洋書房、 2020年。| |
その他・注意事項 |
国際関係に興味のある学生の参加を歓迎する。なおゲーミングに関しては説明するので、したことのない学生も大いに歓迎する。ただし、やる気のない学生、フリー・ライダー(学ぶ意欲のない学生)に関しては評価の対象としない。
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