AL形態 課題学習PBLグループW フィールドWプレゼンディベート 振り返り
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教職 中学高校(公民) 高校(地歴)
  
地域に関する学習 地域区分学びの基本学習地域の背景学習 地域課題の認識地域課題の解決
庄内
他地域
社会福祉 社会福祉士社福任用
  
実務家文理横断
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科目名
(英語名)
基礎演習b (観光まちづくりコース2) (Basic Seminar (b))
担当教員 温井 亨
開講時期 秋学期
科目ナンバー SLA104
授業コード 4452
単位 2
授業概要 前半では、風景のスケッチや、平面図、鳥瞰図等のドローイングによる表現技法を学ぶとともに、そうした作業を通して空間を認識する力を養います。後半では、公益大のキャンパスと、その周辺の文化とスポーツのエリアを分析し、その魅力をスケッチ、説明文、平面図を使ってLibreOffice・Draw上で表現し、A1の作品(ポスター)にまとめます。スケッチと平面図はスキャナーで読み込み、gimpを使って調整した後、Draw上に張りつけます。
到達目標 地域を分析するにも提案を行うにも、空間や形態が関係してきます。そのとき必要なドローイングによる表現力を身につけながら、空間認識の基礎的な力を身に付けます。A1作品のノウハウは設計・計画のコンペやプロポーザルに使えますし、学会発表のポスターセッションにも使えます。本演習では、そこまでのスキルを身につけます。
スキルの育成方法 前半では毎週課題が出ますから、それを翌週までに仕上げ、次週の授業時間に発表し講評を受けます。また後半は、建築、場所、風景の魅力をまとめ表現するスキルを、コンピュータを使ってA1作品(ポスター)をつくることで身につけます。建築を分析、評価するディベートも試みます。
授業計画
授業内容事前事後学修内容・所要時間
1オリエンテーション、課題1出題
2課題1「農村風景を描く」発表・講評風景を探し、写真に撮り、スケッチに仕上げる。4-8時間(事前学習)
3課題2「説明のためのスケッチ」発表・講評街並みを写真に撮る。スケッチと説明作成。4-8時間(事前学習)
4課題3「平面図による分析」発表・講評対象を探し、分析。ドローイング作成。4-8時間(事前学習)
5課題4「鳥瞰図を描く」発表・講評 11/5google earthから対象地を選び、現地踏査。作図。4-8時間(事前学習)
6酒田市美術館、出羽遊心館、遊心の森を見て歩く写真整理。2時間(事後学習)
7課題5「シークエンスを描く」発表・講評対象地を探し、写真に撮り、スケッチに仕上げる。4-8時間(事前学習)
8課題6「戸外のコミュニケーションの場を描く」発表・講評対象地を探し、人がコミュニケーションしている場所をデザインしてスケッチに仕上げる。4-8時間(事前学習)
9講義:公益大、酒田市美術館・出羽遊心館の見方 建築批評文作成。4時間(事前学習)
10建築批評ディベート「酒田市美術館 対 出羽遊心館」A1作品、6カ所撮影。2時間(事後学習)
11「キャンパスとその周辺の魅力」Gimp、Drawの練習(コンピュータ持参)A1作品の作業をコンピュータで進める。2時間(事後学習)
12課題7「キャンパスとその周辺の魅力」スケッチ6枚発表・講評キャンパスとその周辺のスケッチ6枚作成。4-8時間
13A1作品「キャンパスとその周辺の魅力」コンピュータで作業|分からないところ質問スキャナー、コンピュータで作業。5時間(事後学習)
14A1作品「キャンパスとその周辺の魅力」発表会・講評コンピュータで作業、リハーサル。5-10時間。(事前学習)

受講者の事前知識と進度により適宜変更する。

成績評価基準 課題1〜7、ディベート、A1作品によって評価します。欠席は減点。
前提科目
後継科目 観光・まちづくり演習a
教科書 パレット、筆(以上は100円ショップで良い)、コンベックス(5m)、野帳を買ってもらいます。
参考書 「日本水彩画名作全集1〜8」第一法規。ウォーカー「パースペクティブ・スケッチ集」彰国社。安野光雅「イタリアの陽ざし」朝日新聞社、他。
その他・注意事項

まちづくり、観光の計画設計に携わりたいと考えている人は、是非この基礎演習bを受講して下さい。2年次に行う観光・まちづくり演習に必要なスキルをこの演習で身につけます。定員を超えた場合は観光・まちづくりコースの志望者を優先しますので、所属コースを記載してください。なお、本演習は学問的視点(建築学、造園学、都市計画)と、実務経験(建築設計事務所と都市計画事務所で、その後大学に移ってからの設計や計画の実務、まちづくり、町並み保存活動の実践)からの視点の双方から指導します。廊下に先輩の優秀作が張り出してありますので参考にしてください。

SDGs