科目名 (英語名) |
基礎演習a (澤邉)
(Basic Seminar (a)) |
担当教員 |
澤邉 みさ子 |
開講時期 |
春学期 |
科目ナンバー |
SLA101 |
授業コード |
4406 |
単位 |
2 |
授業概要 |
今ではいろいろな場面で見聞きするようになった「バリアフリー」。この基礎演習aでは、まずバリアフリーについて調べ、知るところから始まります。その上で各自がバリアフリーに関する課題の設定を行い、それについてさらに詳しく調べ、考えていきます。また、バリアフリーの現状を知り、バリアフリーを実現する一つの手段として、酒田市の中心市街地のバリアフリーの状況を調査し、福祉マップを作成します。 |
到達目標 |
自分たちで調べ、自分たちで考え、自分たちで体験するという経験を通して、バリアフリーについての理解を深める。 |
スキルの育成方法 |
・資料(文献、新聞記事)を読み、その内容を報告することで「読解力」を身に付ける。|・調べたことをレポートにまとめることで「文章表現力」「情報収集力」「論理的思考力」を磨く。|・福祉マップを受講生全員で作成する作業を通して「課題発見力」と「協働力」を養う。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | アドバイザー面談/ガイダンス(授業の内容、進め方の説明) | 本演習でやってみたいことについて考える(1時間)|バリアフリーについて調べる(1時間) |
2 | バリアフリー、ユニバーサルデザインについての基礎的な知識を得る。 | バリアフリーについてまとめる(1時間)|授業で配布した資料に沿った復習(1時間) |
3 | 図書館ツアー(DB等検索を含む)/バリアフリー、ユニバーサルデザインについて資料を通して学ぶ。 | 図書館で借りた資料を読んでまとめる(2時間) |
4 | バリアフリーをテーマに各自で課題設定を行い、調査方針・方法を検討する/Web検索の基礎を知る | 本や授業で配布したプリントを参考に、自分の調査テーマを考える(2時間) |
5 | 福祉マップについて調べ、知識を得る。 | 福祉マップについて調べる(1時間)|自分のテーマについて調べる(1時間) |
6 | 大学構内での予備調査とその振り返り | 予備調査の結果をまとめる(1時間)|自分のテーマについての調査(1時間) |
7 | 福祉マップ調査・作成に向けた計画を立てる/各自の調査の中間報告 | 福祉マップの調査計画をまとめる(1時間)|自分のテーマについての調査(1時間) |
8 | 福祉マップ作成のためのまちなか調査(1)「まちなか」の概要把握 | まちなか調査の結果をまとめる(1時間)|自分のテーマについての調査(1時間) |
9 | 福祉マップ作成のためのまちなか調査(2)本調査 | まちなか調査の結果をまとめる(1時間)|自分のテーマについての調査(1時間) |
10 | 福祉マップの作成(1)マップの作成方針を決める。 | 2回のまちなか調査の結果をまとめ、福祉マップの作成方針を考える(2時間) |
11 | 福祉マップの作成(2)マップの作成作業 | 福祉マップの作成方針の確認・復習(1時間)|自分のテーマについての調査(1時間) |
12 | 福祉マップ及びその作成過程を踏まえ、各自の調査を進める/レポート作成上の基本(文章の理解と作成)を学ぶ。 | 福祉マップ作成を振り返る(0.5時間)|自分のテーマの調査結果をまとめ、発表準備を行う(2.5時間) |
13 | 福祉マップの作成結果の発表、各自の調査結果の発表、基礎演習aの振り返り | レポート作成(3時間) |
14 | | |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
福祉マップ作成への貢献度(調査の準備、調査結果のまとめ、福祉マップの作成作業):60%|レポート:40% |
前提科目 |
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後継科目 |
基礎演習b |
教科書 |
教科書は使用しません。 |
参考書 |
参考となる資料は授業で適宜紹介・配布します。 |
その他・注意事項 |
・レポートは採点後、返却します。|・バリアフリー調査を題材に、車いす体験や高齢者疑似j体験等も行います。また、演習の活動を通して、大学生活で必要となる図書館の利用方法、レジュメの作成方法、レポート作成で気を付けること等も少しずつ身に付けていきましょう。
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