科目名 (英語名) |
海ごみ問題と循環型社会デザイン
() |
担当教員 |
呉 尚浩、樋口 恵佳 |
開講時期 |
秋学期 |
科目ナンバー |
|
授業コード |
4158 |
単位 |
2 |
授業概要 |
海洋ごみ問題に対する学生の関心を高め、問題解決のための行動を実施し、またビジョンづくりを行う。具体的には、海岸清掃なランティア活動・環境学習を学生主体で企画・実施する。また、視野を海ごみ問題から循環型社会のデザインに広げ「第3次山形県循環・社会形成推進計画(2021年度から2030年度)」にもとづいて、学生からアクションプログラムの提案を行う。 |
到達目標 |
海洋ごみ問題に関する学びを深め、受講生自らが主体的に企画する海岸清掃ボランティア活動を実施。ワークショップでは、学生が海洋ごみ問題解決のために何ができるかの行動計画、また「第3次山形県循環型社会形成推進計画」にもとづいて、学生からアクションプログラムの提案を行う。 |
スキルの育成方法 |
座学で世界・日本の動きへの関心を高め、清掃活動・環境学習の企画参加で、主体性、協働力、マネジメント力、柔軟性、判断力、セルフモチベーション、課題発見力をを身につける。アクションプログラム提案において、読解力、理論的思考力、課題解決力、発信力、文章表現力、会話力、批判的思考力を、事前・事後学修において情報収集力を伸ばす。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | ガイダンス・海ごみ問題についての概要の学び | 感想レポート作成・1h |
2 | 海ごみ清掃活動の運営・環境学習手法について(外部講師) | 感想レポート作成・1h |
3 | 自主企画によるクリーンアップ作戦・環境学習実施のための準備作業 | クリーンアップ作戦実施準備・感想レポート作成・3h |
4 | 自主企画によるクリーンアップ作戦・環境学習の実施1・ごみ回収(フィールドワーク) | まとめレポート作成・1h |
5 | 自主企画によるクリーンアップ作戦・環境学習の実施2・環境学習・ごみ調査(フィールドワーク) | まとめレポート作成・1h |
6 | 持続可能な開発目標(SDGs)・ユネスコ海洋空間計画と海ごみ問題に関する学び | まとめレポート作成・1h |
7 | 海岸漂着物処理推進法等海ごみ関連法に関する学び | 海ごみ関連法に関する報告準備・2h |
8 | 「第3次山形県循環型社会形成推進計画」に関する学び | まとめレポート作成・1h |
9 | 「第3次山形県循環型社会形成推進計画」にもとづく「アクションプログラム」の提案づくり(1) | まとめレポート作成・1h |
10 | 「第3次山形県循環型社会形成推進計画」にもとづく「アクションプログラム」の提案づくり(2) | まとめレポート作成・1h |
11 | 報告会準備 | まとめレポート作成・1h・報告会準備・3h |
12 | 報告会 | 報告会まとめレポート作成・2h |
13 | 全体の振り返りと今後に向けた提案づくり | まとめレポート作成・1h |
14 | | |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
|
成績評価基準 |
期末の試験・レポートは実施せず、感想レポート(20%)、まとめレポート(50%)、および報告会のプレゼン(30%)で評価します。感想・まとめレポートの内容は、講義中に互いに紹介し合うことで、フィードバックします。 |
前提科目 |
「環境社会学」を履修済み、もしくは同時履修するようにお願いいたします(選考の条件となります)。 |
後継科目 |
特になし |
教科書 |
テキストは定めず、各テーマごとに資料を配付します。 |
参考書 |
授業中に紹介します。 |
その他・注意事項 |
受講制限人数は30名です。受講生の選考については、簡単な希望理由書を書いていただき、選考しますので、必ず初回の講義に出席してください。また、環境社会学を同時履修することが条件となります。その他、天候や、参加者間の調整により、内容・日程が変更になることがあります。フィールドワークへの参加費用は無料です。
|