科目名 (英語名) |
特別活動指導法 【A2】
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担当教員 |
梅木 仁 |
開講時期 |
秋学期 |
科目ナンバー |
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授業コード |
3257 |
単位 |
1 |
授業概要 |
教育の目的である「人格の完成」を目指す上で大きな役割を担うのが、「特別活動」である。本講座では、2017年改訂『学習指導要領』に基づき「特別活動」について研究し、生き方と人づくりの意義と重要性、その在り方を考察する。時に演習形式を用い、意見発表し合うことにより、自己教育力の変容を期するとともに、学校現場での先駆的な実践に触れさせ、理解を深めさせる。 |
到達目標 |
「特別活動」の学校教育における意義を理解し、教員の果たす役割について表現できる。また、授業毎に自分の考えをノートに記録・表出し、必要によってグループワークを行い、互いの意見を発表し合いながら、自己の指導力をより高める。 |
スキルの育成方法 |
『学習指導要領』の読解、諸課題に対する論理的意見文の実作、「特別活動」の現状分析とあるべき姿について提言等を行うとともに、提示された課題に基づく指導計画及び学習指導案を作成し、授業実践できるスキルを身に付ける。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | 学校に活力を吹き込む「特別活動」 | 「特別活動」の教育課程上の位置づけ、各教科等との学習の違いを理解し、その性格や特質に迫る。(1時間) |
2 | 「特別活動」の目標から見える基本的な性格(性質) | 改訂「学習指導要領」を基に目標から見える特質を捉え、指導の在り方を俯瞰する。(1時間) |
3 | 「特別活動」の目標及び内容(1)学級活動(ホームルーム)① | 改訂「学習指導要領」を基に「学級活動」の目標と内容を理解し、指導法を考え、演習により深める。(1時間) |
4 | 「特別活動」の目標及び内容(1)学級活動(ホームルーム)② | 改訂「学習指導要領」を基に「学級活動」の目標と内容を理解し、指導法を考え、演習により深める。(1時間) |
5 | 「特別活動」の目標及び内容(2)生徒会活動 | 改訂「学習指導要領」を基に「生徒会活動」の目標と内容を理解し、指導法を考え、演習により深める(1時間) |
6 | 「特別活動」の目標及び内容(3)学校行事 | 改訂「学習指導要領」を基に「生徒会活動」の目標と内容を理解し、指導法を考え、演習により深める(1時間) |
7 | 「指導計画の作成と内容の取扱い」についての配慮事項 | 改訂「学習指導要領」の改訂ポイントを理解し、各教科や総合的な学習の時間との違いを明確化する。(1時間) |
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受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
①講義中に提示される課題追究への姿勢及びグループワークでの協働性・リーダーシップ(3割) |②毎回実施の自己評価(1割) ③各演習(学級活動指導案の作成とミニ授業、生徒会主管体育的行事計画案の作成、修学旅行行程案の作成)に対する取組及び課題の提出状況(6割) |
前提科目 |
教職入門、教育心理学、教育課程の編成と教育の方法 |
後継科目 |
生徒指導論、教育相談の理論と方法、教育実習 |
教科書 |
特になし。その都度講義の要旨レジュメや関係資料、プレゼンで使用したのスライドを配布する。ファイル等を準備し、必要に応じて取り出せるように丁寧に綴じておくこと。 |
参考書 |
中学校の『学習指導要領解説/特別活動編』(文部科学省) |
その他・注意事項 |
各自の中・高等学校時代の「特別活動」の経験について実例として紹介し合うので、当時を振り返ってまとめておくことを望む。
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