科目名 (英語名) |
日本文化論 【A1】
(Japanese Culture) |
| 担当教員 |
呉 衛峰 |
| 開講時期 |
秋学期 |
| 科目ナンバー |
COM132 |
| 授業コード |
2263 |
| 単位 |
2 |
| 授業概要 |
短歌、俳句、茶道、能楽など、日本文化の代表的分野を概説的に紹介する。 |
| 到達目標 |
日本文化の特徴を学ぶことを通じて、基本的教養を身につける上、多文化と比較する能力のベースを築き上げることになる。 |
| スキルの育成方法 |
一、具体例をあげながら全体像を提示する。|二、多文化との異同を紹介し、比較的視点で自文化を見る方法を身につけてもらう。|三、用語や重要な内容は英訳中国語訳等を提示し、国際交流の場で日本文化の紹介ができるようにする。 |
| 授業計画 |
| 回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
| 1 | 日本文化の概要・古代歌謡から和歌へ | 古代の和歌について(事前60分)、中古以降の和歌について(予習60分) |
| 2 | 古今集以降の和歌の特徴と修辞方法・日本文学における四季について | 上代歌謡と和歌について復習(事前60分)、俳諧と俳句について予習(事後60分) |
| 3 | 俳諧連歌と俳句の発生・季語 | 中古以降の和歌について復習(事前60分)、近代俳句について予習(事後60分) |
| 4 | 近代以降の俳句・俳句の国際的影響 | 俳句の発生について復習(事前60分)、能楽の歴史(猿楽等)について予習(事後60分) |
| 5 | 猿楽・能楽の成立と『風姿花伝』 | 近代以降の俳句について復習(事前60分)、能楽の歴史(猿楽)について予習(事後60分) |
| 6 | 能楽鑑賞の基本 | 能楽の歴史について復習(事前60分)、茶道の歴史について予習(事後60分) |
| 7 | 茶道の歴史と流派 | 能楽鑑賞の基本について復習(事前60分)、茶道の実践について予習(事後60分) |
| 8 | 茶道の実践と『茶の本』 | 茶道の歴史と流派について復習(事前60分)、芭蕉『おくのほそ道』予習(事後60分) |
| 9 | 芭蕉『おくのほそ道』抜粋(その一):出発から武隈まで | 茶道の基本を復習(事前60分)、『おくのほそ道』抜粋(その二)を予習(事後60分) |
| 10 | 芭蕉『おくのほそ道』抜粋(その二):宮城野から立石寺まで | 芭蕉『おくのほそ道』抜粋(その一)を復習(事前60分)、芭蕉『おくのほそ道』抜粋(その三)を予習(事後60分) |
| 11 | |芭蕉『おくのほそ道』抜粋(その三):最上川から越後路まで | 芭蕉『おくのほそ道』抜粋(その二)を復習(事前60分)、芭蕉『おくのほそ道』抜粋(その四)を予習(事後60分) |
| 12 | 芭蕉『おくのほそ道』抜粋(その四):市振から大垣まで | 芭蕉『おくのほそ道』抜粋(その三)を復習(事後60分)、日本文化の国際化について予習(事前60分) |
| 13 | 日本文化の国際化:英訳等について | 全体の復習(事後120分)、期末レポート執筆の準備(120分以上) |
| 14 | 講義なし。各自、期末レポートの執筆 | 期末レポートの執筆 |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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| 成績評価基準 |
授業参加度6割、期末レポート4割。 |
| 前提科目 |
なし |
| 後継科目 |
なし |
| 教科書 |
毎回の講義の前にプリントを配布。 |
| 参考書 |
講義中指示する。 |
| その他・注意事項 |
動詞の活用など、最低限の古文の知識が必要。
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