科目名 (英語名) |
中国文化論 II 【S2】
(Chinese Culture II) |
担当教員 |
呉 衛峰 |
開講時期 |
春学期 |
科目ナンバー |
ILA255 |
授業コード |
2216 |
単位 |
1 |
授業概要 |
現代中国を理解するには、中国の歴史と伝統文化をある程度知っておくことが必要です。アジアや西洋との交渉を視野にいれながら、中国の近代以前の歴史・思想・文化を考察し、その独自性と普遍性を考える。 |
到達目標 |
中国の歴史と文化に対して基本的な認識を持てるようになる。 |
スキルの育成方法 |
中国文化とその他の国々の文化との比較を通じて、それぞれの文化の特徴を発見し、国際感覚を養う。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | 中国の歴史(4):代と南北宋 | 宋という時代の近世的特徴について復習し(60分)、元明時代の歴史を予習(60分) |
2 | 中国の歴史(5):元明時代 | 元の失敗と明の漢文化復興について復習し(60分)、清の歴史を予習(60分) |
3 | 中国の歴史(6):清代と帝政の崩壊 | 異民族としての清の成功と崩壊の原因を復習し(60分)、朱子学に代表される新儒教を予習(60分) |
4 | 新儒学:宋における朱子学の興りおよび日本への影響 | 近世歴史における宋学の意義を復習し(60分)、山水画について予習(60分) |
5 | 五代と宋以降の中国の芸術:山水画を中心に | 山水画に代表される中国古代の美学を復習し(60点)、近世中国社会の変遷と発展を予習(60分) |
6 | 近世における中国の社会形態の発展 | 近世中国の社会構造について復習し(60分)、19世紀の西洋の衝撃を予習(60分) |
7 | 西洋の衝撃:アヘン戦争と19世紀の改革。まとめ | 西洋の衝撃について復習し(60分)、講義全体を復習(60分) |
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受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
授業参加および小レポートなど6割、期末レポート(4割)。 |
前提科目 |
中国文化論Ⅰ |
後継科目 |
なし |
教科書 |
プリント等を配布。 |
参考書 |
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その他・注意事項 |
1,「中国文化論Ⅰ」の単位取得(つまり合格点以上を取ること)が、続けて「中国文化論Ⅱ」を受講する条件である。|2,有効出席が4回以上にならないと、不合格となる。
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