AL形態 課題学習PBLグループW フィールドWプレゼンディベート 振り返り
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教職 中学高校(公民) 高校(地歴)
  
地域に関する学習 地域区分学びの基本学習地域の背景学習 地域課題の認識地域課題の解決
庄内
他地域
社会福祉 社会福祉士社福任用
  
実務家文理横断
     
科目名
(英語名)
ミクロ経済学 【A1】 (Introduction to Microeconomics)
担当教員 三木 潤一
開講時期 秋学期
科目ナンバー COM211
授業コード 1551
単位 2
授業概要  経済学は単に机上の学問ではなく、現実の複雑な経済現象の本質を理解するために欠かせない。本講義の目的は、わが国が直面している様々な問題を考える際の手がかりとして、ミクロ経済学の分析枠組みを把握し、経済学の発想を身につけることにある。ミクロ経済学では、個々の家計や企業の行動を分析し、市場の働きとその限界について考える。
到達目標  1.現実の経済現象を理解するためのツールとして、ミクロ経済学(中級レベル)の分析枠組みを獲得する。| 2.獲得したミクロ経済学の分析枠組みを用いて現実の経済現象を説明し、ツールの有用性と限界を知る。
スキルの育成方法  経済学の考え方を身に付けるためには、問題練習等を通じて自ら考えることが重要であるため、基本的な概念・理論の説明、問題練習、問題の解説という流れで講義を行う。
授業計画
授業内容事前事後学修内容・所要時間
1 ミクロ経済学とは何か、分業、貿易の利益 配付する練習問題等の課題に取り組む(2時間)
2 家計の行動:需要曲線と与件の変化、消費者余剰、需要の所得弾力性 配付する練習問題等の課題に取り組む(2時間)
3 企業の行動:供給曲線と与件の変化、生産者余剰、供給の価格弾力性 配付する練習問題等の課題に取り組む(2時間)
4 生産のための費用の構造:平均費用と限界費用 配付する練習問題等の課題に取り組む(2時間)
5 市場と社会的厚生:価格調整メカニズムと余剰分析 配付する練習問題等の課題に取り組む(2時間)
6 市場の失敗(その1):不完全競争 配付する練習問題等の課題に取り組む(2時間)
7 市場の失敗(その2):外部性 配付する練習問題等の課題に取り組む(2時間)
8 1〜7の復習とまとめ、中間試験 1〜7の復習をする(3時間)
9 無差別曲線(その1):無差別曲線の基本的な性質 配付する練習問題等の課題に取り組む(2時間)
10 無差別曲線(その2):予算制約線と効用最大化 配付する練習問題等の課題に取り組む(2時間)
11 無差別曲線(その3):価格の変化と需要量の変化 配付する練習問題等の課題に取り組む(2時間)
12 情報の非対称性 ほか 配付する練習問題等の課題に取り組む(2時間)
13 9〜12の復習とまとめ 9〜12の復習をする(3時間)
14 期末試験 定期試験のための総復習をする(4時間)

受講者の事前知識と進度により適宜変更する。

成績評価基準  中間試験30%、期末試験70%で評価する。| 中間試験については解答・解説を行う。
前提科目  「経済学」
後継科目  「マクロ経済学」、「経済学特論a」、「経済学特論b」
教科書  米本清・宇都宮仁 編著(2018)『経済学入門』みらい(ISBN:978-4860154561)。| 神取道宏(2014)『ミクロ経済学の力』日本評論社(ISBN:978-4535557567)。
参考書  講義中に適宜指示する。
その他・注意事項

 前提科目である「経済学」を履修済みでない場合は、本科目と共通の教科書である米本清・宇都宮仁 編著(2018)『経済学入門』みらいの 8-69頁の内容を前提に講義するので、事前に理解しておくこと。| 毎講義に対するのコメント等のうち重要な内容に対しては、次回に返答する。

SDGs