AL形態 課題学習PBLグループW フィールドWプレゼンディベート 振り返り
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教職 中学高校(公民) 高校(地歴)
  
地域に関する学習 地域区分学びの基本学習地域の背景学習 地域課題の認識地域課題の解決
庄内
他地域
社会福祉 社会福祉士社福任用
  
実務家文理横断
     
科目名
(英語名)
プロジェクト型応用演習1 (国際法模擬裁判) (Project Based Seminar 1)
担当教員 樋口 恵佳
開講時期 春学期
科目ナンバー ASC321
授業コード 1509
単位 2
授業概要 国際法模擬裁判とは:架空の国際紛争について、国際司法裁判所を模した国際裁判所を設定し、原告・被告に分かれ国際法に基づく互いの主張を競わせるディベート形式のゲームである。本授業では、このゲームを通じて論点を組み立て、証拠に基づき主張を組み立てる力、論点の抽出力、調査力、協働力などを養う。
到達目標 原告国・被告国の代理人として法議論を戦わせるゲームを通じて、現実の法制度やそれに伴う問題点を調査し、論点を抽出し、問題文に当てはめて主張を組み立てることができるようになる。
スキルの育成方法 メモリアル(主張書面)の作成、模擬法廷での弁論練習と質疑応答練習を通じてスキルを育成する。なお、問題文は毎年開催される国際法模擬裁判大会ジャパン・カップ等の国内予選大会のものを使用する。(※ただしこの演習はあくまで学内で完結する。大会出場は行わない)
授業計画
授業内容事前事後学修内容・所要時間
1イントロダクション(国際法模擬裁判についての解説、チーム分け)問題文の読解・論点整理(120分)
2グループワーク1(問題文の論点整理、個人へ論点割り振り)論点に関する資料調査(120分)
3グループワーク2(論点ごとに調査、資料収集)論点に関する資料調査・まとめ(120分)
4作戦会議1(まとめた資料を解説、メモリアルの枠組み作成)資料に基づく立論を考え、レジュメをつくる(120分)
5追加資料の収集・追加資料の読解追加資料を踏まえたレジュメを作る(120分)
6作戦会議2(追加資料を踏まえ、メモリアルのレベルを高め完成させる)メモリアルを完成させる(120分)
7作戦会議3(対戦相手のメモリアルを読みこみ、弁論用の立論を行う)相手の資料に基づく立論を考え、対戦用の作戦書をつくる(120分)
8作戦会議4(対戦相手のメモリアルを読みこみ、弁論用の立論を行う)相手の資料に基づく立論を考え、対戦用の作戦書をつくる(120分)
9弁論練習1(弁論における役割を決める・弁論原稿の作成)弁論原稿を作成(120分)
10弁論練習2(グループごとに弁論練習・質疑応答問答集の作成)弁論原稿のレベルを高めるための追加調査(120分)
11弁論練習3(グループごとに弁論練習・質疑応答問答集の作成)弁論原稿のレベルを高めるための追加調査(120分)
12本番:法廷1対戦した相手の法廷弁論の議論をまとめて復習(120分)
13本番:法廷2対戦した相手の法廷弁論の議論をまとめて復習(120分)
14決勝法廷、その後学習の振り返り、問題文のねらい解説振り返る

受講者の事前知識と進度により適宜変更する。

成績評価基準 メモリアル完成度(30%)、弁論原稿への貢献(25%)、弁論/質疑応答問答集への貢献(30%)、法廷での弁論の完成度(15%)
前提科目 国際法あるいは国際海洋法のいずれか
後継科目
教科書 授業内で資料を配布
参考書 小寺彰ら(編)『国際法判例百選[第2版]』(有斐閣、2011年)薬師寺公夫ら(編)『判例国際法[第3版]』(東信堂、2019年)岩沢雄司ら(編)『国際条約集』(毎年発行)
その他・注意事項

人数次第ではありますが、ベスト弁論者などの表彰も予定しています。調査のうえでは図書館を積極的に活用しましょう。

SDGs