科目名 (英語名) |
地域福祉論b
(Community Welfare (b)) |
担当教員 |
佐藤 昭洋 |
開講時期 |
秋学期 |
科目ナンバー |
CBC231 |
授業コード |
1459 |
単位 |
2 |
授業概要 |
本講義は、社会福祉士指定科目「地域福祉の理論と方法」のうち「方法」の部分に該当する。社会環境が大きく変化するなかで、地域の多様な生活問題は従来の福祉制度の枠を超えてきている。そのような地域課題を、住民自らが主体的に解決していくために、援助者(コミュニティワーカー)によって行われる側面的援助方法論としてのコミュニティワークやコミュニティソーシャルワークの理論と実践について中心に学習する。 |
到達目標 |
①地域福祉における主体と対象を理解し、住民の主体形成の概念を理解する。②地域生活課題の変化と現状を踏まえ、包括的支援体制の概念とその実際を理解することができる。 |
スキルの育成方法 |
講義形式や事例の検討などを通じて、受講者のスキルの育成を図る。その他、専門誌・新聞等を活用することで地域福祉における現状や課題を理解を深められるようにする。また授業内容は、受講者の理解度等を踏まえて変更することもある。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | オリエンテーション、地域福祉論aのおさらい(新しい社会福祉システム〜地域福祉の基本的な考え方) | 科目の学習内容の確認(1時間)|科目の学習方法の確認(1時間) |
2 | コミュニティソーシャルワークと専門職の役割① | 第1回学習内容の振り返り(1時間)|第2回学習内容の内容確認(1時間) |
3 | コミュニティソーシャルワークと専門職の役割② | 第2回学習内容の振り返り(1時間)|第3回学習内容の内容確認(1時間) |
4 | 住民参加と方法 | 第3回学習内容の振り返り(1時間)|第4回学習内容の内容確認(1時間) |
5 | ソーシャルサポートネットワーク | 第4回学習内容の振り返り(1時間)|第5回学習内容の内容確認(1時間) |
6 | 地域における社会資源の活用・調整・開発 | 第5回学習内容の振り返り(1時間)|第6回学習内容の内容確認(1時間) |
7 | 地域における福祉ニーズの把握方法と実際 | 第6回学習内容の振り返り(1時間)|第7回学習内容の内容確認(1時間) |
8 | 地域包括ケアシステムの構築と実際① | 第7回学習内容の振り返り(1時間)|第8回学習内容の内容確認(1時間) |
9 | 地域包括ケアシステムの構築と実際② | 第8回学習内容の振り返り(1時間)|第9回学習内容の内容確認(1時間) |
10 | 地域における福祉サービスの評価方法と実際 | 第9回学習内容の振り返り(1時間)|第10回学習内容の内容確認(1時間) |
11 | 災害支援と地域福祉 | 第10回学習内容の振り返り(1時間)|第11回学習内容の内容確認(1時間) |
12 | 日本の地域福祉に影響を与えた海外の考え方(イギリス、アメリカなど) | 第11回学習内容の振り返り(1時間)|第12回学習内容の内容確認(1時間) |
13 | 総まとめ | 第12回学習内容の振り返り(1時間)|第13回学習内容の内容確認(1時間) |
14 | 期末試験課題レポートの提出 | 第1回から第13回の振り返り(2時間) |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
講義参加度(毎回のコメントペーパーなど)50%、期末試験課題レポート1600字程度(上限4000字以内)50%により総合的に評価。レポートを作成する際は、参考・引用した資料等は必ず明記すること。その際、指定教科書が参考、引用文献として用いられているかについても評価に含まれます。 |
前提科目 |
地域福祉論a、社会福祉士受験資格に必要な指定科目 |
後継科目 |
社会福祉士受験資格に必要な指定科目 |
教科書 |
一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟編『最新・社会福祉士養成講座【共通科目】⑥地域福祉と包括的支援体制』(中央法規、2021年) 定価2,900円(税別) ISBN978-4-8058-8236-8 |
参考書 |
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その他・注意事項 |
社会福祉士受験資格に係る指定科目として位置づけられているため、社会福祉士養成課程志望者は履修を必須とする。正当な理由による遅刻、欠席の場合は、欠席届等で申し出ること。
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