科目名 (英語名) |
基礎演習a (東江)
(Basic Seminar (a)) |
担当教員 |
東江 日出郎 |
開講時期 |
春学期 |
科目ナンバー |
SLA101 |
授業コード |
1410 |
単位 |
2 |
授業概要 |
本演習の目的は、大学での学習の基本となるスキルを身に着けることである。具体的には、先ず、情報収集力(図書館、インターネット等の活用法)、論理的思考法(論理的文章の構造理解とクリティカルシンキング<リーディング>)、要約の仕方、レポートの書き方(パラグラフの作り方、レポートの序論・本論・結論構造、レポートの種類<物語、描写、比較・対照、分類、因果関係等>)を学習する。 |
到達目標 |
情報収集力(図書館、インターネット等の活用法)、論理的思考法(論理的文章の構造理解とクリティカルシンキング<リーディング>)、レポートの書き方(パラグラフの作り方、レポートの序論・本論・結論構造、レポートの種類<物語、描写、比較・対照、分類、因果関係等>)を理解し、自分でできるようになること |
スキルの育成方法 |
情報収集については、座学で行う。その後は、スキルの内容を説明した後、スキルに従って、実際短い文章を自分で書いてみる。また、書いたものを隣と人と批評しあうことで、理解に定着を図る。最終的に、自分でレポートを作成して、スキルの定着を図る。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | オリエンテーョン、情報収集力(図書館、インターネット等の活用法) | 講義で出てきたスキルの確認(1h) |
2 | 「論理的」とは?、事実・意見・感想の違い、「意見文=主張+根拠(=事実+推論)」、「論証=主張を根拠で支えること」 | 講義で出てきたスキルの確認(1h) |
3 | 論証の3タイプ(帰納法、演繹法、アブダクション) | 事前(前回講義内容確認)事後(論証の3タイプを2つずつ作っておく。次回講義で隣の人と批評を行う)(1h) |
4 | 文章構造、主張、主張の根拠、根拠の正しさ・適切さの吟味、論理的批判の仕方 | (事後)講義で出てきたスキルの確認(1h) |
5 | 要約の仕方 | 講義で出てきたスキルの確認(1h)宿題として要約用教材を出す。それを次回講義冒頭で隣の人と批評しあう。 |
6 | パラグラフ(段落)の構造とレポートの構造の理解 | パラグラフとレポートの構造確認の宿題を出す。自分の答えが正しいか次回講義で答え合わせする。(1h) |
7 | 文章のジャンルとレトリック1(描写文と物語文) | オリジナルの描写文と物語文を作る。次回講義で隣の人と批評しあう。(1h) |
8 | 文章のジャンルとレトリック2(過程を表す説明文) | 過程を表すオリジナルの説明文を作る。次回講義で隣の人と批評しあう。(1h) |
9 | 文章のジャンルとレトリック3(例証による説明文) | 例証を表すオリジナルの説明文を作る。次回講義で隣の人と批評しあう。(1h) |
10 | 文章のジャンルとレトリック4(原因と結果を表す説明文) | 原因と結果を表すオリジナルの説明文を作る。次回講義で隣の人と批評しあう。(1h) |
11 | 文章のジャンルとレトリック5(比較・対照による説明文) | 比較・対照を表すオリジナルの説明文を作る。次回講義で隣の人と批評しあう。(1h) |
12 | 文章のジャンルとレトリック6(分類を表す説明文) | 分類を表すオリジナルの説明文を作る。次回講義で隣の人と批評しあう。(1h) |
13 | 全体のまとめ | スキルの確認に、学んだスキルを使ったレポート作成を課す。内容は自由。提出は最終講義の一週間後。 |
14 | | |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
授業への積極的参加の度合い(50%)。最終レポート(50%) |
前提科目 |
なし。 |
後継科目 |
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教科書 |
なし。毎回、プリント配布予定。 |
参考書 |
授業中に適宜支持する。 |
その他・注意事項 |
毎回の復習などを行わないと、スキルが身につかないので、特に復讐は怠らないようにすること。
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