科目名 (英語名) |
教育実習 I
(Teaching Practice) |
担当教員 |
白旗 希実子 |
開講時期 |
春学期 |
科目ナンバー |
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授業コード |
9991 |
単位 |
2 |
授業概要 |
教育実習協力校における教育実習。指導内容やその方法に関しては、実習受け入れ校の指導担当教諭の指導に委ねられるが、当該科目の教科指導のみならず、学級経営や特別教育活動、部活動への参加など、多様で広範な教育活動を経験する。 |
到達目標 |
これまで教職課程ならびに本学での学びから習得した知識やスキルを活かして、生徒の実情に即してわかりやすい授業を展開することができる。併せて担当学級の生徒指導や部活動の指導にあたることができる。 |
スキルの育成方法 |
日々の教育活動を通じて課題を見つけ、OJTで生徒理解や指導力を育成する。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | 教育実習校でのオリエンテーション | 事前訪問・実習に向けた準備6h、振り返り3h |
2 | 教育活動についての講話 | 学校組織について体験的に学ぶ、振り返り・各3h |
3 | 現職の先生の授業を見学(1) | 観察の着眼点を整理、学んだ内容の振り返り・各3h |
4 | 現職の先生の授業を見学(2) | 観察の着眼点を整理、学んだ内容の振り返り・各3h |
5 | 教材研究:学習指導案の作成(担当教科あるいは道徳・特別活動) | 教材研究、学習指導案の作成、資料・教具準備・6h |
6 | 参加実習①:学級活動(HR活動)、給食指導、清掃指導など。 | 特別活動の目標を確認する、振り返り・各3h |
7 | 参加実習②:学級活動(HR活動)、給食指導、清掃指導など。 | 教師の仕事を体験的に学ぶ、振り返り・各3h |
8 | 授業実習①(担当教科) | 授業準備、指導教諭にお礼を述べ講評を仰ぐ、自らも授業の反省をし、今後の実践に活かす・各3h |
9 | 教材研究:授業実習の振り返り、学習指導案の作成 | 教材研究、学習指導案作成、資料・教具準備・6h |
10 | 授業実習②(担当教科) | 授業準備、指導教諭にお礼を述べ講評を仰ぐ、自らも授業の反省をし、今後の実践に活かす・各3h |
11 | 教材研究:授業実習の振り返り、学習指導案の作成 | 教材研究、学習指導案作成、資料・教具準備・6h |
12 | 授業実習③(担当教科) | 授業準備、指導教諭にお礼を述べ講評を仰ぐ、自らも授業の反省をし、今後の実践に活かす・各3h |
13 | 教材研究:研究授業に向けた学習指導案づくり | 研究授業の準備、反省会・各3h |
14 | 研究授業 | 実習日誌の完成、学習した内容を振り返る |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
教育に対する教養(教材研究・勤務態度含)、教材の工夫や作成のスキル・指導法の研究、授業の構成・学習指導の態度、生徒との接し方(特別活動、学校行事の指導含)、校務への参加・校務処理の技能等の観点からの実習協力校担当教員による評価に基づき、担当教員が評価をする。実習後の面談ではフィードバックをおこなう。 |
前提科目 |
実習指導(事前) |
後継科目 |
実習指導(事後)、教職実践演習 |
教科書 |
実習協力校において使用する教科書(事前にうかがっておくこと)。 |
参考書 |
『中学校学習指導要領』(平成29年3月公示)(文部科学省)または『高等学校学習指導要領』(平成29年3月公示)(文部科学省)、実習先で使用する「教科書」。 |
その他・注意事項 |
教育実習受け入れ校や指導担当教諭にとっては正規の授業計画を遂行しつつ指導しなければならず、その負担はきわめて大きいことや、未熟な実習生の授業を経験する生徒の負担もまた大きいことを肝に銘じたい。実習中は毎日、日誌を記入し担当教諭より指導を受けること。
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