科目名 (英語名) |
プロジェクト型応用演習2 (Koeki Kids Project a)
(Project Based Seminar 2) |
担当教員 |
武田 真理子、澤邉 みさ子、白旗 希実子 |
開講時期 |
秋学期 |
科目ナンバー |
ASC322 |
授業コード |
7760 |
単位 |
2 |
授業概要 |
本演習では、家族、地域コミュニティや学校などの多様な主体に支えられ、生活を送る子どもの頃に「公益」の視点で物事を考える機会があることの重要性に立脚し、そのための「公益を考える授業」の具体的な方法と内容について庄内地域の小学校、中学校教諭の協力を得ながら研究・開発を行う。学期末には後期の授業実践の準備として模擬授業を行い、その結果、課題等について報告書にまとめる。 |
到達目標 |
・小学生、中学生を対象にした「公益を考える授業」の研究・開発を通して、「公益」への理解を深める。|・小学校、中学校における授業の実践を通して、生徒とのかかわり方や、わかりやすく伝える方法について学ぶ。 |
スキルの育成方法 |
小学校、中学校教育のねらい、カリキュラム内容、子どもの発達段階、公益概念に関する講義を踏まえて、受講生同士で協力をし合いながら、自ら小学校、中学校における「公益を考える授業」の指導案を作成し、模擬授業を実施する。以上を通して傾聴力、発信力、情報収集力、理論的思考力等のスキルを身に付ける。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | ガイダンス:演習の目的と概要説明 | 「現代公益論」の復習を行う(1hr) |
2 | 事前学習(1)小学校における「公益」教育の実践に関する学習 | 前回の授業内容の復習(1hr) |
3 | 事前学習(2)小学校教育の目標、授業内容・方法に関する学習 | 前回の授業内容の復習(1hr) |
4 | 事前学習(3)「公益」概念の整理 | 前回の授業内容の復習(1hr) |
5 | 「公益を考える授業」の研究・開発(1)授業内容の検討 | 前回の授業内容の復習(1hr) |
6 | 小学校・中学校における授業等の見学・交流(1) | 授業内容の検討(1hr) |
7 | 「公益を考える授業」の研究・開発(2)授業内容の決定 | 授業見学の記録の作成(1hr) |
8 | 小学校・中学校における授業等の見学・交流(2) | 授業内容の検討、指導案の作成(1.5hr) |
9 | 「公益を考える授業」の研究・開発(3)指導案の作成 | 授業見学の記録の作成(1hr) |
10 | 「公益を考える授業」の研究・開発(4)授業の準備 | 模擬授業の準備(2.5hr) |
11 | 「公益を考える授業」の模擬授業の実践 | 模擬授業の準備(2.5hr) |
12 | 模擬授業の実践の振り返り | 模擬授業の記録(1hr) |
13 | 報告書の作成(授業の内容、結果、課題等についてのまとめ) | 報告書の作成(2hr) |
14 | | |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
授業の研究・開発への貢献度(40%)、模擬授業の内容(40%)、報告書の内容(20%)によって評価を行う。 |
前提科目 |
現代公益論Ⅰ・Ⅱ |
後継科目 |
プロジェクト型応用演習2(Koeki Kids Project b) |
教科書 |
テキストは指定しない。学習内容に添ってプリント、資料等を配布する。参考文献についても適宜、紹介する。 |
参考書 |
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その他・注意事項 |
・小中学校の都合により授業内容の順番が入れ替わることがある。詳しい授業スケジュールは授業開始後に相談、決定をする。|・プロジェクト型応用演習2(Koeki Kids Project b)は本科目を受講し、単位を取得した者のみ履修できる。
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