科目名 (英語名) |
プロジェクト型応用演習2 (国民年金加入行動啓発プロジェクト2020)
(Project Based Seminar 2) |
担当教員 |
阿部 公一 |
開講時期 |
秋学期 |
科目ナンバー |
ASC322 |
授業コード |
7758 |
単位 |
2 |
授業概要 |
20歳になったら国民年金に加入しなければなりませんが、手続きを保護者任せにしている学生も多いようです。なかには、学生納付特例制度を知らない学生もいます。2016年度からの経験を踏まえて、本年度も、学生が手続きを自分自身で行えるようなサポートツール(マニュアル)の制作や、国民年金を「自分ゴト化」して捉えられるような啓発用ツールの制作を試みます。撮影や編集に関しては、本演習の経験者がサポートします。 |
到達目標 |
授業概要欄で上述したサポートツールや啓発用ツールを制作します。さらに、YouTubeにアップロードすることにより、社会に情報発信します。自分自身で国民年金の学生納付特例制度(ガクトク)の申請をできるようにします。 |
スキルの育成方法 |
チームで、サポートツールや啓発用ツールを制作していく過程を通じて、特に、リーダーシップの構成要素となるスキルを養成していきます。| |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | 本演習の方針、チーム編成等 | 動画撮影や編集方法に関して調べてくる(2時間) |
2 | 課題の共有—公益大生に対するアンケート調査から | 再度、撮影や編集方法に関して調べてくる(2時間) |
3 | 啓発ツールに関する制作動画からの課題検討/本年度制作するサポートツール・啓発ツールの協議/動画シナリオに関する方針協議 | これまでに先輩たちが制作した動画を視聴し感想や課題をまとめてくる(2時間) |
4 | 国民年金の加入及びガクトク申請プロセスに関する確認/ガクトク申請に対する窓口対応の確認/動画シナリオに関する方針決定 | 各自で動画シナリオを構想してくる(6時間) |
5 | サポートツール・啓発用ツールの制作(1)チームによる動画シナリオの発表と修正作業/動画撮影の役割分担等 | チームで動画シナリオを完成させてくる(6時間) |
6 | サポートツール・啓発用ツールの制作(2)動画撮影に関する諸注意の確認/役割分担に基づく作業(ビデオ等の使用方法の確認等) | チームで役割分担を行い、役割分担に基づく個別作業を進めてくる(2時間) |
7 | サポートツール・啓発用ツールの制作(3)シナリオ構想に基づく動画撮影 | 動画撮影の計画及びその準備に関して、チームで作業を進めてくる(4時間) |
8 | サポートツール・啓発用ツールの制作(4)撮影映像の確認/動画撮影の継続作業/シナリオ変更箇所の確認 | チームで撮影映像の確認・編集を行い、継続撮影を進めてくる(4時間) |
9 | サポートツール・啓発用ツールの制作(5)撮影映像の確認/シナリオ変更による追加及び修正撮影 | チームでシナリオ変更に伴う追加・修正撮影を進めてくる(4時間) |
10 | サポートツール・啓発用ツールの制作(6)編集方針の協議決定/動画編集 | チームで編集作業を進めてくる(10時間) |
11 | サポートツール・啓発用ツールの制作(7)編集済み撮影映像の確認/動画編集の継続 | チームで編集作業を進めてくる(10時間) |
12 | サポートツール・啓発用ツールの制作(8)編集済み撮影映像の確認/問題点の共有と修正作業 | チームで編集作業を進めてくる(10時間) |
13 | サポートツール・啓発用ツールを用いたプレゼン練習 | プレゼンに関して、役割分担に基づく個別作業を進めると共に、チームで練習をしてくる(10時間) |
14 | サポートツール・啓発用ツールを用いた試作発表 | プレゼン用に動画を仕上げてくる(8時間)/チームでプレゼン練習をしてくる(6時間) |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
(1)毎回の本演習に対する積極的な参加の度合い(8割)、(2)発表会での活躍及び成果物(2割)により評価します。 |
前提科目 |
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後継科目 |
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教科書 |
特に使用しません。 |
参考書 |
文献ではありませんが、日本年金機構や厚生労働省のHPを参考にしてください。特に、「年金ポータル」「ねんきん情報アプリ」を活用してください。 |
その他・注意事項 |
(1)YouTube東北公益文科大学公式チャンネルより、「国民年金」加入行動啓発プロジェクト動画(2016年度〜2019年度)を視聴してください。(2)動画撮影に際しては、2コマ連続で実施するかもしれません。(3)本演習の終了後も、有志のメンバーにより、動画の完成度を高めていきます。
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