科目名 (英語名) |
相談援助の理論と方法c
(Theory and Method of Social Work (c)) |
| 担当教員 |
日比 眞一 |
| 開講時期 |
秋学期 |
| 科目ナンバー |
CBC213 |
| 授業コード |
5252 |
| 単位 |
2 |
| 授業概要 |
人をたすけたいという思いだけで動いてしまっては、ソーシャルワークではない。エビデンスに基づいた援助を構築する。そのために必要な様々な実践モデルやアプローチを理解する。さらに、これまで関連援助技術とも呼ばれていた領域についても学び、ソーシャルワークの実務に必要な知識を修得する。 |
| 到達目標 |
1.ソーシャルワークの様々な実践モデルやアプローチを理解する。|2.様々な実践モデルやアプローチを組み合わせることで、エビデンスを確保できることを理解する。|3.ソーシャルワークを実務として見た場合に必要な仕事を学ぶ。 |
| スキルの育成方法 |
1.ソーシャルワークの様々な実践モデルやアプローチの概念を概説できる。|2.事例をもとに、グループワーク、プレゼンテーション、ディスカッションを実施する。|3.事例検討やカンファレンスを開くための準備方法を理解する。 |
| 授業計画 |
| 回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
| 1 | オリエンテーション 相談援助の専門職としての社会福祉士 | ワークシートに取り組む 1h 第2回事例演習予習 1h |
| 2 | 相談援助における対象の理解 | ワークシートに取り組む 1h 第3回事例演習予習 1h |
| 3 | ケアマネジメントの展開過程 | ワークシートに取り組む 1h 第4 回事例演習予習 1h |
| 4 | グループダイナミクス | ワークシートに取り組む 1h 第5回事例演習予習 1h |
| 5 | コーディネーションとネットワーク | ワークシートに取り組む 1h 第6回事例演習予習 1h |
| 6 | 社会資源の活用・調整・開発 | 配布資料の理解 1h 第7回の事例演習予習 1h |
| 7 | 実践モデル① 治療モデル、生活モデル、ストレングスモデル | ワークシートに取り組む 1h 第8回事例演習予習 1h |
| 8 | 実践モデル② 心理社会アプローチ、生活モデル、行動変容アプローチ | ワークシートに取り組む 1h 第9回事例演習予習 1h |
| 9 | 実践モデル③ エンパワメントアプローチ、ナラティブアプローチ | ワークシートに取り組む 1h 第10回事例演習予習 1h |
| 10 | スーパービジョンとコンサルテーション | ワークシートに取り組む 1h 第11回事例演習予習 1h |
| 11 | ケースカンファレンスの技術 | ワークシートに取り組む 1h 第12回事例演習予習 1h |
| 12 | 相談援助の実際と事例研究 | ワークシートに取り組む 1h 第13回事例演習予習 1h |
| 13 | 権利擁護活動 | 全体の振り返り 1h 定期試験準備3h |
| 14 | 定期試験 | |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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| 成績評価基準 |
授業への取り組み(主体性、発言、グループワーク、プレゼンテーション、提出物等)50% 定期試験50% |
| 前提科目 |
相談援助の理論と方法b |
| 後継科目 |
なし |
| 教科書 |
社会福祉士養成講座編『相談援助の理論と方法Ⅱ』中央法規 |
| 参考書 |
必要に応じて資料を配付します。 |
| その他・注意事項 |
ソーシャルワーク様々なモデルやアプローチを学びます。将来、社会福祉士として、ソーシャルワークの価値を生み出していく基盤となる知識を習得します。その知識が実践と結びつくためのトレーニングを行います。そのため、アクティブラーニング形式で学びます。積極的な姿勢を持って臨んで下さい。
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