科目名 (英語名) |
社会調査論b 【S2】
() |
担当教員 |
渡辺 暁雄 |
開講時期 |
春学期 |
科目ナンバー |
|
授業コード |
4502 |
単位 |
1 |
授業概要 |
何らかのテーマや問題関心に対応するための,「調べ⇒まとめ⇒発信する」という一連の能力。身近なところでは卒業論文やレポート作成のときに,そして将来,さまざまな仕事や地域生活の現場の中で必要となる。ここでは社会調査、特に「量的」な調査を行う上での基本的な技術や,調査の意義や注意について学ぶ。 |
到達目標 |
アンケート等に代表される「量的」な社会調査の意義や,アンケート調査を行う上での方法・技術の基礎を身につけることを目標としている。グループワークが基本となる。 |
スキルの育成方法 |
・課題の発見、解決が、アンケート調査の前提となる。・グループワークによるアンケート調査の実施と、報告書作成・報告会を通して、情報収集力、発信力、協働力、マネジメント力、判断力、主体性、といった基本的姿勢を学ぶ。・アンケートの集計により、論理的思考力を身につける。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | 量的調査−アンケート調査の心構え | [事前]事前配布資料の読み込み(1時間)|[事後]調査テーマを考える(1時間) |
2 | アンケート調査の方法・調査票のデザイン | [事前]各自の調査テーマに関する基本情報収集(1時間)|[事後]配布資料を再読し知識を定着させる(1時間) |
3 | アンケート調査票の作成 | [事前]質問項目を考えておく(1時間)|[事後]グループ毎、調査票を完成させる(1時間〜) |
4 | アンケート調査の実施 | [事前]調査票を完成させておく(1時間〜)|[事後]時間外にも調査を実施(1時間〜) |
5 | アンケートの集計・分析,聞取り調査の活用 | [事前]調査票を全て回収しておく(1時間〜)|[事後]集計作業を終わらせておく(1時間〜) |
6 | 調査報告書の作成 | [事前]集計結果を分析しておく(1時間〜)|[事後]報告書の完成。報告会の準備(1時間〜) |
7 | 調査報告会 | [事前]発表用資料の作成(1時間〜)|[事後]アンケート調査の省察((1時間) |
8 | | |
9 | | |
10 | | |
11 | | |
12 | | |
13 | | |
14 | | |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
|
成績評価基準 |
アンケート調査の「調査報告書」(4割),報告会での発表(3割)、グループ作業での貢献度(3割)による。 |
前提科目 |
社会調査論 II |
後継科目 |
社会調査論 II |
教科書 |
使用しない。毎回レジュメを配布。 |
参考書 |
森靖雄『新版やさしい調査のコツ』大月書店,2005.ISBN978-4272330423|佐藤郁哉『フィールドワーク増訂版—書を持って街へ出よう』新曜社,2006.ISBN978-4788510302 |
その他・注意事項 |
グループ単位での作業が中心となる。
|