科目名 (英語名) |
基礎演習b (地域福祉コース2)
(Basic Seminar (b)) |
担当教員 |
澤邉 みさ子 |
開講時期 |
秋学期 |
科目ナンバー |
SLA104 |
授業コード |
4453 |
単位 |
2 |
授業概要 |
本演習では、グループワークとディスカッションによって、障害という視点から「多様性」について考えます。予め設定された3つの課題について、グループで調査をし、その結果を用いてディスカッション及びディベートを行います。その中で、人々が共に生きるとはどのようなことか、多様性を認め合うにはどうしたらよいか、その中で問題となることは何かを考えます。 |
到達目標 |
1.障害とは何か、多様性を認めるとはどのようなことか、についての理解を深める。2.コミュニケーション力・発信力、論理的思考力、協働力を養う。 |
スキルの育成方法 |
各課題について調査をする中で、「読解力」、「情報収集力」、「批判的思考力」、「論理的思考力」を身に付ける。グループで調査を行うことで「協働力」、「柔軟性」を養う。ディスカッション・ディベートでは、自分の意見を伝える「発信力」だけでなく、相手の意見を聴く「傾聴力」を身に付ける。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | 授業の目的と進め方の説明/グループ分け | 障害についての資料を読む(2時間) |
2 | 課題1(義足のアスリートはオリンピックの陸上競技の選手になれるか?)の説明 | 課題1についての資料を読み込み、自分の考えをまとめる(2時間) |
3 | 課題1についての調査(グループワーク) | 課題1についての調査結果の整理(2時間) |
4 | 課題1についての調査結果のまとめ(グループワーク) | 課題1についての調査結果のまとめ作業(2時間) |
5 | 課題2(障害の有無でクラスを分けるべきか?)の説明 | 課題2についての資料を読み込み、自分の考えをまとめる(2時間) |
6 | 課題2についての調査(グループワーク) | 課題2についての調査結果の整理(2時間) |
7 | 課題2についての調査結果のまとめ(グループワーク) | 課題2についての調査結果のまとめ作業(2時間) |
8 | 課題3(障害があっても働くべきか?)の説明 | 課題3についての資料を読み込み、自分の考えをまとめる(2時間) |
9 | 課題3についての調査(グループワーク) | 課題3についての調査結果の整理(2時間) |
10 | 課題3についての調査結果のまとめ(グループワーク) | 課題3についての調査結果のまとめ作業(2時間) |
11 | 課題1、2、3についてのディスカッション及びディベートの準備(グループワーク) | 調査結果の確認(2時間)ディスカッション及びディベートの準備(2時間) |
12 | 課題1、2、3についてのディスカッション及びディベート | ディスカッション及びディベートの振り返り(2時間) |
13 | 振り返り | レポート作成(3時間) |
14 | | |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
グループワークにおける参加度(30%)、ディスカッションの内容(30%)、レポート(40%)により評価する。 |
前提科目 |
基礎演習a |
後継科目 |
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教科書 |
教科書は使用しない。授業内容に関係する資料は授業の中で適宜紹介する。 |
参考書 |
中邑賢龍・福島智編『バリアフリー・コンフリクト 争われる身体と共生のゆくえ』東京大学出版会、2012年、ISBN 978-4-13-052024-9 |
その他・注意事項 |
・レポートは採点後、返却する。|・課題には「正解」がありません。グループで資料を使って十分に調査をし、自分たちが納得できる「答え」を見つけてください。調査や討論への積極的な参加を期待します。
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